【メッツ4−12カブス】シカゴ/リグレーフィールド、4月17日(日本時間18日)
メッツにとって、今季はこのような幕開けになるはずではなかった。
17日(日本時間18日)、リグレーフィールドで行われたカブス戦に4-12で敗れ、メッツは現在9連敗を喫している。その要因は数多くあるが、フアン・ソト(27)の右ふくらはぎの負傷や打撃陣の深刻な不振が筆頭に挙げられる。千賀滉大(33)が2試合連続で自責点6以上を喫したことも、追い打ちをかけている。
しかし、2つの失策やボーンヘッドが重なり、この連敗期間でも特に一方的な試合だったにもかかわらず、チームにパニックは見られない。球界史上屈指の年俸総額を誇るということは、こうした苦境を経験してきたベテランがクラブハウスに多く揃っていることを意味するからだ。とはいえ、2004年8月28日(同29日)から9月8日(同9日)にかけて11連敗を喫して以来、メッツにとって最長の連敗である事実に変わりはない。
メッツのデビッド・スターンズ編成本部長(40)は、遠征先では異例となるメディア対応を行った。このオフに自ら刷新に関わったチームへの信頼を改めて強調した。
スターンズは「負けたい人間はいません。負けるのは楽しくない。ただ、誰かが混乱しているという感覚もありません。選手たちは球場に来て、準備を整え、勝つことを期待しています」と語った。
さらに「選手たちの大部分は、これまでのキャリアで大きな逆境を経験してきました。シーズンの浮き沈みを経験し、さまざまな局面ですさまじいプレッシャーを耐え抜いてきた選手たちです。ですから、選手たちは苛立っています」と続けた。
17日(同18日)の試合では、打撃面で好転の兆しもあった。メッツは打球速度105マイル(約169キロ)以上の打球を8本放った。二回に3得点を挙げ、これは直近の39イニングで挙げた総得点に並ぶ数字だったが、残り7イニングでは1得点にとどまった。
スターンズは「打てていません。打てないと、停滞しているように見えます。しかし、停滞しているとは思いません。懸命にプレーし、準備もしています。ただ、私の立場からしても、打てず、走者を出せず、走者を置いての二塁打が出ないときは、停滞しているように感じてしまうのは理解できます。それは認識しています」と打撃の不振を認めた。
「私も日々近くで接しており、何が起きているか見ています。このチームが非常に強い思いを持って懸命に取り組み、多くの選手が今がシーズンのどの位置にいるのかを理解する経験を備えていることも分かっています。毎日正しいことを続けていけば、目的地にたどり着けるはずです」
メッツ(7勝13敗)には、その時が早く訪れる必要がある。ソトの復帰は助けになる。フランシスコ・リンドーア(32)、ボー・ビシェット(28)、マーカス・セミエン(35)、ホルヘ・ポランコ(32)には実績があり、2026年の残りのシーズンが、この数週間のような推移をたどることはないはずだ。それでも、早急に好転させる必要がある。
