【メッツ5−2ジャイアンツ**】サンフランシスコ/オラクル・パーク 4月5日(日本時間6日)**
ケガ人続出で戦力不足のメッツが底力を見せた。
敵地でのジャイアンツ戦で逆転勝ちし、今季初の敵地シリーズ勝ち越しを決めた。
主軸フアン・ソトを右ふくらはぎ軽度の筋挫傷で欠く中、試合前にはブレット・ベイティが左親指の打撲でスタメンを外れ、急きょジャレッド・ヤングが左翼で先発出場するという慌ただしい展開になった。
「ボールは交代した選手のところに飛んでくる」
その言葉通り、ヤングはメジャー初の3安打を記録し、守備でも好プレーを連発。
ジャイアンツのエース、ローガン・ウェブに対して、メッツは粘り強く食らいついた。先発の千賀滉大が序盤から圧巻の投球を披露し、最初の8人中6人を三振に仕留めるなど5回2/3まで88球を投げ、5安打2四球、7三振で2失点と試合を作ると、打線も粘りを見せ、試合の流れをつなぎ止めた。
勝負を決めたのは八回。
1点を追う場面で、ヤングに代わって代打で登場したルイス・トーレンスが右前へ2点二塁打を放ち、試合を一気にひっくり返した。
代打打率.352を誇るトーレンスは、フルカウントからのチェンジアップを逆方向へ運び、カルロス・メンドーサ監督の采配に応えた。メッツはこの回さらに2点を追加し、終盤の集中打で試合を決めた。
主力を欠きながらも、新たなヒーローが次々と現れる。そんなチームの強さを見せ、メッツはサンフランシスコで充実のシリーズを締めくくった。
