マーリンズ、連夜のサヨナラ勝ちで開幕3勝

22年ぶり、メジャー史上5度目の快挙

April 1st, 2025

【マイアミ】 パイレーツとの開幕初戦、第3戦に続き、マーリンズはパイレーツとの第4戦もサヨナラで勝利を収めた。

投手戦となったこの試合、先制したのはパイレーツで、2回にマカッチェンがマーリンズ先発マイヤーの内角高め96.1マイル(154.7キロ)を今季第1号となるソロ本塁打を左翼席に運んで先制したが、マーリンズも2回一死1塁からフォーテスのタイムリー二塁打で同点に戻す。パイレーツは5回に二死3塁でカイナーファレファのタイムリー内野安打で1点リードをする。マーリンズは7回に8番コーナインが二死からパイレーツ3番手の右腕ホルダーマンの96.9マイル(156キロ)の高め速球を左翼に叩き込み、再び試合を振り出しに戻した。

同点で迎えた9回、マーリンズは先頭のデレク・ヒルが三塁への内野安打で出塁すると、すかさず二盗を決め、パイレーツ捕手エンディ・ロドリゲスの悪送球で三塁まで進むと、最後はベッドナーの暴投でサヨナラのホームを踏んだ。

マーリンズは先発のマックス・マイヤーが6回2/3を5安打2失点(自責点1)の好投し、中継ぎ勢も無失点で抑えた。9回に4番手で登板した抑えのアンソニー・ベンダーが今季初勝利をマーク。パイレーツは9回に登板した5番手のデビッド・ベッドナーが踏ん張れず、今季2敗目を喫した。

同点の本塁打を放ったコーナインにとっては特別な夜になった。試合前にマーリンズで2003年のワールドシリーズを制覇した父、ジェフ・コーナイン氏のマーリンズ殿堂入りのセレモニーも行われ、偉大な父の前で価値ある一本を放った。

今季からチームを指揮するクレイトン・マッカロー監督は連夜のサヨナラ勝ちを「言葉にするのが難しいけれど、リードを許しても踏ん張って、全員が最後まで諦めずに戦った結果」と選手たちを称えた。

米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、シーズン最初の3勝をいずれもサヨナラで記録するのは2003年のデビルレイズ(現レイズ)以来22年ぶり、メジャー史上5度目の快挙。また、米データ会社「オプタ・スタッツ」によると、開幕カードで3度のサヨナラ勝ちを収めるのは1901年のタイガース以来、実に124年ぶりのことだった。ポストシーズン進出を果たした2023年から一転、昨季は100敗を喫したマーリンズだが、今季は再びミラクルを起こしそうな予感が漂っている。