なお、マーリンズは今季MLB最多タイとなる6度目のサヨナラ勝利となった。
アマヤにとっては今季2度目の5打点ゲームに。1920年に打点が公式記録になって以降、1つの球団で複数の捕手がシーズン中に2度5打点以上を記録した初のケースとなった。(もう1人はカーソン・ケリー)
アマヤとケリーは現在出場数が拮抗しており(ケリーが29試合、アマヤが25試合)、正捕手の座は流動的。アマヤ自身は、与えられたチャンスを大切にすることに集中していると語る。
「ラインアップに名を連ねたときは一瞬一瞬を楽しむ。走者を動かし、チャンスで点を取る。質の高い打席を心がけている」
最初の打点は四回。走者を一、二塁に置いた状態で、マーリンズ先発のエドワード・カブレラの初球のカーブを捉えた打球はレフトへ。左翼手カイル・ストワーズがフェンス際でジャンプしてキャッチを試みたが、グラブに当たった打球はそのまま本塁打となった。3ランを記録し3-2と逆転に成功した。
この一打に対してアマヤは「自分のゾーンに来た球を狙って、ダメージを与えることを意識している。初球からそういう球を探しているんだ」と振り返った。
残る2打点は六回。打球速度170キロの弾丸ライナーで左中間を破り、ストワーズのダイビングキャッチは再びわずかに及ばず、2点二塁打を記録した。カブスはこの回に一挙4点をあげ、再度逆転に成功したがリードを守りきれなかった。
「今日の活躍は自信になる。守備だけなく攻撃でもチームに貢献できることを示しているし、毎試合出場の機会を得られるようにしていきたい」
試合には敗れたものの、この日3Aから昇格したチームNo.1有望株のマット・ショウの活躍と同じように、アマヤの好調は明るい材料の一つだ。
現在打率は自己最高の.287を記録。25安打、25打点、4本塁打、長打率.517と申し分のない成績を残している。得点圏かつ2死の場面では14打数6安打(打率.429)で11打点。直近6試合でも11打点/打率.400(20打数8安打)と絶好調だ。
打撃だけでなく、守備でも安定感抜群。監督のクレイグ・カウンセルもアマヤを外すのが難しくなっている。「(相手投手の)カブレラの調子が良かっただけに、大きな一打が欲しいまさにそのタイミングでミゲルがやってくれた。六回の攻撃はチームとして素晴らしかったけど、それを決定づけたのはあの一発だったね」
なお鈴木誠也は「3番・レフト」で出場。初回にショートへの内野安打を記録する幸先の良いスタート。六回には2死二、三塁のチャンスを迎えるもセカンドゴロに倒れたが、その裏の回では滑らかなスライディングキャッチをみせた。
<鈴木誠也 打撃成績>
第1打席:内野安打 第2打席:空振り三振 第3打席:サードゴロ 第4打席:セカンドゴロ 第5打席:四球
打率 .243 OPS .807