ロハス、1打席で3度のABSチャレンジ 相手投手は「マジかよ」と苦笑い

June 2nd, 2026

ドジャースのミゲル・ロハスがダイヤモンドバックス戦で、1打席中に3度もABS(自動判定システム)チャレンジを行う珍しい場面があった。

四回二死走者なしで迎えた打席。ロハスはダイヤモンドバックス先発左腕エデュアルド・ロドリゲスの初球、カーブを見逃してストライク、2球目のチェンジアップをボールと判定されて迎えた3球目、外角への94マイル(約151.3キロ)の速球をストライクとコールされると、すぐさまチャレンジに踏み切った。判定は覆り、ボールとなった。

さらに4球目、低めへの95マイル(約152.9キロ)の速球もストライクと判定されたが、再びチャレンジ。これもボールに覆り、カウントは一気に1―3となった。

「本当に僅差のボールだったし、ロハスの選球眼もよかった。審判もあれは難しい判定だったと思う。チャレンジは相手の権利でもあるので、それはいいことだと思う」とロドリゲスは振り返った。

しかし、5球目の95.3マイル(約153.4キロ)の速球を見逃してフルカウントとなると、続く6球目もストライクコール。ロハスはこの打席3度目のチャレンジに踏み切った。

3回目のチャレンジに、マウンドのロドリゲスも「まじかよ」と思わず苦笑い。

しかし今度は判定が覆らず、ボールはしっかりゾーン内。チャレンジ失敗となり、見逃し三振に倒れた。

「正直ちょっと笑っちゃうような展開だった。ああいうことは今まであまり見たことがないよね」と笑いながら話した。

2度続けて判定を覆したことで盛り上がっていたドジャースのベンチも、最後は静まり返った。また序盤にチャレンジを一つ失ったロバーツ監督は苦々しい表情を浮かべた。

試合はまだ四回で1点差。しかも二死走者なしという場面だっただけに、1打席で3度もチャレンジを行う必要があったかどうか疑問符がつく。

なおMLBによると、1打席で3度のABSチャレンジが行われたのは今季初。

マウンドで肩をすくめる仕草を見せたロドリゲスも「普通はそんなに使わないよね。でも結果的に自分に有利な形で終わったからよかったよ」と、最後は笑顔で締めくくった。