バルガス、クロネンワースが活躍:週間MVPに選出

September 21st, 2026

ポストシーズン進出を争うチームで活躍するホワイトソックスのミゲル・バルガス(26)とパドレスのジェイク・クロネンワース(32)が、ともに絶好のタイミングで自身2度目となる週間最優秀選手(MVP)に選出された。

バルガスは昨年5月に初めて週間MVPに選出され、今季は自己最高のシーズンをさらに充実させている。26歳のオールスター選手は、ここまで攻守で存在感を高めてきた。

先週は23打数8安打、打率.348、二塁打1、本塁打3、9打点、2盗塁。ホワイトソックスも7試合で4勝を挙げ、レギュラーシーズン残り7日を迎えた時点でア・リーグ中地区首位ガーディアンズに1ゲーム差まで迫った。

キューバ出身の強打者は今季、打率.251、出塁率.362、長打率.482、101得点、31二塁打、1三塁打、33本塁打、88打点、20盗塁を記録。WAR5.3、OPS+135と総合的にも高い数字を残している。ホワイトソックスでシーズン30本塁打、20盗塁を達成した打者は、マグリオ・オルドニェス氏(52)が2001年、ルイス・ロベルトJr.(29)が2023年に記録して以来、バルガスが球団史上3人目となった。

20日(日本時間21日)のタイガース戦では、バルガスの多才さが際立った。本塁打と盗塁を記録し、三塁守備でも好プレー。重要な勝利に大きく貢献した。

クロネンワースは2021年6月26日以来となる週間MVPに選出された。今季は打撃で苦しむ時期が長かったが、チームが最も重要な局面を迎える中で調子を上げている。

先週開始時点でOPS.581だったクロネンワースは、28打数13安打、打率.464、二塁打1、三塁打1、本塁打2、8打点、8得点、2盗塁。パドレスも7試合で6勝を挙げ、ポストシーズン進出目前まで前進した。さらにナ・リーグのワイルドカード最上位も十分に可能性がある。

2度のオールスター選出を誇るクロネンワースは、20日(同21日)のマーリンズ戦で4打数3安打、1二塁打、2本塁打、5打点と大活躍。パドレスの本拠地での3連戦スイープに大きく貢献した。

パドレス勢のナ・リーグ週間MVPは2週連続。9月14日(同15日)にはジャクソン・メリル(23)が受賞している。

今週の「プレー・オブ・ザ・ウイーク」は、意外な選手から生まれた。パイレーツのベテラン、ライアン・オハーン(33)は今季97試合に先発しているが、一塁での先発は35試合。それでも19日(同20日)、今後も繰り返し映像が紹介されそうな好プレーを一塁守備で生み出した。

犠打の処理で大きく右へ動いた左投げのオハーンは、一塁に背を向けた状態で打球を捕球。そのまま素早い動きでグラブから股の間を通してボールをトスし、ベースカバーに入ったブランドン・アイサート(28)へ送ってアウトにした。

パイレーツで長年解説を務めるボブ・ウォーク氏(69)は「一瞬、サバンナ・バナナズを見ているのかと思いました」と驚いた。

難しいトリックプレーを、なぜこれほど簡単に成功させられたのか。実はオハーンは、試合前に毎日このプレーを練習している。

オハーンは「試合でいつ必要になるか分かりませんから」と明かした。