エンゼルスのロン・ワシントン監督は試合後、マイク・トラウトの途中交代の理由を膝の痛みによるものと明かした。
ひやりとしたのは3回1死の場面。
ハンコックの94.2マイル(約145キロ)のシンカーを詰まらせながらセカンドへ。トラウトは打球の行方を見ながら今季最速で駆け抜けたが、一塁を踏んだ際に少しバランスを崩した。
その後、守備についたものの4回の攻撃で代打が送られた。
試合後トラウトは、守備につく際に違和感を感じたことを明かした。マリナーズのチームドクターの診察を受け、検査結果は異常がなかったため、ホームでのタイガース戦出場には意欲的だ。
トラウトは、ここまで打率.179、出塁率.264、長打率.579、本塁打数ではリーグ3位タイの9本をマークしている。
ここ数年間、トラウトはケガに苦しみ、過去4シーズンのうち100試合以上の出場はわずか1シーズンのみだ。開幕から好調だった昨季は序盤に左膝の半月板断裂に見舞われ、復帰後も2イニングの出場に留まっている。
