【WCS展望】8チームの戦力分析&注目選手

September 29th, 2025

ポストシーズンの火蓋は、あす30日(日本時間10月1日)に切って落とされる。アメリカン・リーグでは2カードが地区ライバル対決、ナショナル・リーグでは戦力拮抗の注目カードが揃った。以下は各カードの見どころ。

アメリカン・リーグ

レッドソックス(第5シード) vs ヤンキース(第4シード)

今季成績:ボストンが9勝4敗と優勢。ヤンキースタジアムでも5勝2敗と勝ち越している。

ポストシーズン対戦歴:6度目の対戦。直近は2021年のワイルドカードゲームでレッドソックスが6-2で勝利。

キーポイント:シーズン序盤はレドソックスが圧倒していたが、終盤はヤンキースが3勝1敗と巻き返した。先発のフリードとロドンが好投しており、短期決戦での役割は大きい。

注目選手:ギャレット・クローシェ。今季ヤンキース相手に4戦4勝、防御率0点台、WHIPも抜群。特にジャッジに対して11三振を記録しており、第1戦での投球はシリーズの行方を左右する。

タイガース(第6シード) vs ガーディアンズ(第3シード)

今季成績:ガーディアンズが13戦中8勝と優勢。

ポストシーズン対戦歴:昨季のALDSで対戦。クリーブランドが2勝1敗から逆転勝ちした。

キーポイント:両チームとも最終盤でプレーオフを決め、エースを第1戦に温存。スクーバル対ウィリアムズの投げ合いは今シリーズ最大の見どころとなる。特にスクーバルは3戦連続でガーディアンズ戦に登板しており、リベンジの機会である。

注目選手:ケリー・カーペンター。対右投手に強く、今季26本塁打中23本を右腕から記録。ポストシーズンでは勝負強さも見せており、ガーディアンズの右投手陣にどう立ち向かうかが焦点となる。

ナショナル・リーグ

パドレス(第5シード) vs カブス(第4シード)

今季成績:両者3勝3敗、得点も25-25と互角。ただしすべて4月の対戦で、現戦力とは大きく異なる。

ポストシーズン対戦歴:1984年NLCSで一度対戦。パドレスがシリーズ勝利した。

キーポイント:ラウレアーノの離脱でパドレスの右打者不足が懸念される一方、カブスは左腕2人(今永・ボイド)を起用できる強みがある。特に今永は初のMLBポストシーズンだが、国際舞台での経験豊富だ。

注目選手:今永昇太。WBC決勝や東京シリーズなど大舞台での登板経験を持つ。パドレス戦では通算19 1/3回で19三振、わずか3失点と好相性。勝敗を左右する存在となり得る。

レッズ (第6シード)vs ドジャース(第3シード)

今季成績:ドジャースが5勝1敗。総得点30-15で大差。

ポストシーズン対戦歴:1995年のNLDSで対戦。レッズが3連勝で勝ち抜いた。

キーポイント:投手指標は拮抗しているが、打撃力はドジャースが圧倒(OPS.768 vs .706)。レッズが打線の勢いを止められるかが鍵。点差が開けば短期決戦では一気に決着する恐れあり。

注目選手:大谷翔平。初の「二刀流ポストシーズン」で圧倒的存在感を見せる可能性が高い。投手としては防御率2.87、打者としてはOPS1.000超えの破壊力。ドジャースの勝敗は彼の両面の活躍にかかっていると言っても過言ではない。