父の日に読みたい8つのストーリー

June 15th, 2025

世界中で父の愛と献身を称える父の日を迎える。もちろん、野球界にとっても「父親」の存在は欠かせないものだ。

メジャーリーガーとなるきっかけを与えた父との思い出や、自身が最近父となった選手など、それぞれのかけがえのない関係性は、この日がどれだけ特別なものかを思い出させてくれる。

「父がいるからプレーしてきた」

MLBパイプラインの有望株ランキングで全体10位のジャック・カグリオン。2024年のドラフトで全体6位指名を受けてから1年も経たない6月3日にメジャーデビューを果たした。そんな彼の道標であり、原点が父親のジェフ・カグリオンだ。

様々な変化のなかでも、彼が支えにしていたのは家族、なかでも野球を始めたきっかけとなった父親だったという。

「父がいるからプレーしているんだ。ルールも彼から教わったし、毎朝学校に行く前に一緒に『Quick Pitch』(MLBのハイライト番組)を観ていたよ」

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Jac Caglianone and his father, Jeff, on Draft night (Courtesy: jac.caglianone/Instagram)

MLBナンバーワンの子沢山チーム

MLBのクラブハウスで子どもたちが遊んでいる光景は珍しくないが、フィリーズはまるで保育園かと思うほどに賑わっている。それほどまでに、父親業にも全力なのだ。

「うちがMLBで一番子ども多いんじゃない?」と笑うのはエース、ザック・ウィーラー。父親リストから復帰したばかりで、父の日に先発登板予定だ。

ウィーラーと妻のドミニクは、6月2日に第4子のゴールディを迎え、その「最多子ども記録」をさらに伸ばした。

なお、チームの「子どもロースター」は以下の通り

子ども4人:ウィーラー、J.T.リアルミュート

子ども3人:ハーパー(※もうすぐ4人に)、T・ターナー、カステヤノス

子ども2人:シュワーバー、R・スアレス、J・ロハス、T・ウォーカー

子ども1人:ストット(※もうすぐ2人に)、A・ノラ、M・ストラム、C・サンチェス、E・ソーサ、W・ウィルソン

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Bryson and Dru Stott with daughter, Braxtyn (Courtesy: bryson_stott10/Instagram)

球界のスーパースターも、家庭では一人の「パパ」

史上屈指の名選手マイク・トラウト。近年はケガに悩まされ出場機会が減っているが、そういったつらい時も、家に帰って二人の息子と過ごせば全てが吹き飛ぶという。

「野球をプレーしていると苦しいこともあるけど、家に帰って(息子たちと)ベッドでレスリングしたり、パズルを一緒にやったりすると、そんなの全部どうでもよくなるよ」

「ベッカムは、絵を描いたり塗り絵をすることに夢中で、他のことは見えてないみたいなんだ。これは、僕自身にとっても良いことだと思う。自分が子どもの時にや夢中になっていたことを思い出させてくれるからね。とても楽しいよ」

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「一生を通じたコーチ」

5月24日にメジャーデビューを果たした、レッドソックスで有望株2位のマルセロ・メイヤー。昇格の連絡を受けた直後、真っ先に電話をかけたのは、最大の信頼を置く父だった。

「父は野球のことも、僕のことも本当によく分かってくれている。最高のコーチっていうのは、そんな風に自分のことを一番よく知っていて、ずっとそばにいてくれた人だと思う。父への信頼は、他とは比べものにならないほど大きいよ」

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野球選手である以前に「父親」である

マリナーズのリーダーとして存在感を増しているJ.P.クロフォード。父親になったことで得た経験や視点が、フィールドの上でも生かされていると語る。

「娘のことがどんな時も頭の中にあって、そのおかげでより自由に落ち着いた気持ちでプレーすることができるようになってきているのを感じるんだ。難しいことを考えずに、フィールドに立って、プレーするだけ。結局は父親であることが一番大事だからね」

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(Photo courtesy of Kathy Crawford)

自分以上に自分を信じてくれる父の存在

ベイリー・ファルターがMLBの舞台まで辿り着けたのは父の存在があったからこそ。彼を支え、背中を押し続けてきたが、今もなお、息子は父のアドバイスを頼りにしているという。

「16歳くらいの時に初めて『プロ選手になれるかもしれない』と思っていたけど、それよりもずっと前から、父は自分でも気づかなかった可能性を信じてくれていた。今こうしてうまくいってるのは、全部父のおかげだよ」

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新しい種類の愛

マット・チャップマンは、昨年9月に長女のジアが誕生し、今年が初めての父としての父の日となる。そんな新米パパは「親になって一番驚いたこと」を聞かれると、こう答えた。

「こんなにも誰かを愛せるんだってことかな。今まで感じてきたものとは全く違うんだ。みんないうことかもしれないけど、日を追うごとに愛が深まっていく。娘が楽しそうにしているだけで本当に幸せな気持ちになる。多分それが、(親になることの)一番良いことだと思う」

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メンドーサの原動力となる息子らの存在

メッツでの2年目のシーズンを迎える、カルロス・メンドーサ監督はどこにいくにも2人の息子を連れていく。春季トレーニングではチームの練習後にノックを受け、シーズンに入ってからもほとんどホームゲームを訪れ、時には遠征にも帯同している。

監督業という、時間とストレスのかかる仕事の中でも、父親としての役割を果たすために、メンドーサは彼らと行動を共にしているのだ。そんな父の背中から、息子たちは学び、また父親も息子から多くのものを受け取っている。

「彼らをそばに置く意味はなんですか?」という質問に、彼はこう答えた。

「全てだ」

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