復帰へ、大きな一歩だ。ホワイトソックスの村上宗隆(26)が7日(日本時間8日)、マイナー傘下3Aシャーロットの一員として、リハビリ出場。「2番・一塁」で3打数1安打だった。5月29日(同30日)のタイガース戦の三回1死一塁でセカンドゴロを打った際に右太もも裏を痛め、翌30日(同31日)に負傷者リスト(IL)入りした。39日ぶりの実戦で復帰に向け、前進した。
「しっかり出場できたのでそこが一番良かったです。何も不安なく試合に出られたので、良かったです」
一回。「1番・右翼」の西田陸浮(25)がセンター前ヒットで出塁。村上は、初球から積極的にスイングし、ライト前ヒットを放った。先発右腕は、メジャー40人枠に入っているカルロス・ロドリゲス(24)。真ん中高めの92.4マイル(148.7キロ)を打球初速99・5マイル(約160キロ)のライナーで打ち返した。二回1死満塁の第2打席では空振り三振、四回1死一、二塁の第3打席は見逃し三振に倒れた。
「いろんな人が関わってくれているのですごく感謝しています。本当に裏方さんのおかげというか。僕のトレーナーさんもそうですし、チームのトレーナーさんもそうですし、食事を作ってくださるシェフの方もそうですし、本当にいろんな方が手伝ってくれてるので、本当に感謝したいと思っています」
慎重に地道にリハビリを進めた。6月11日(同12日)から屋外でスパイクを履いたアジリティー・トレーニングを開始。同16日(同17日)からは、遠征地のニューヨークのヤンキースタジアムでキャッチボールを再開した。同26日には、屋外でのフリー打撃。7月3、4日(同4、5日)に遠征地のクリーブランドで2日連続のベースランニングを行い、実戦復帰への〝最終テスト〟をクリアした。
ベナブル監督はメジャー復帰に向けたマイナー戦の出場試合数や打席数について「少なくとも2試合は出場すると考えている」と明かしている。具体的なスケジュールは明言していないが、順調なら10日(同11日)のアスレチックス戦で復帰できる見込みだ。
「そうなってほしい(10日復帰)という願いも込めて。でも未来は見えないので、1日1日をしっかり過ごしたいなと思ってます」
3打席に立ち、六回の守備から退いた。再発の不安はない。あとは、マイナー戦2試合で出場時間を増やし、無事に終えることできれば、いよいよメジャー復帰が実現する。
「僕はいつでもいけるように準備したいなと思いますし、体も100パーセントというか、あとは試合に慣れるだけだと思っている。いつでも呼ばれていいように準備したいなと思っています」
オールスター前の復帰に間に合う。村上の離脱期間、ホワイトソックスは17勝16敗と勝ち越した。ア・リーグ中地区で2位のガーディアンズに1ゲーム差をつけ、首位に立つ。村上は、前半戦ラスト3連戦でチームに戻るシナリオで過ごしている。
