右太もも裏を痛め、負傷者リスト(IL)に入っているホワイトソックスの村上宗隆(26)が10日(日本時間11日)のアスレチックス戦で42日ぶりのメジャー復帰が決定した。レッドソックス戦後、ベナブル監督が明言した。
「あす、復帰させる。スタメンに入る。走塁や守備でも負荷をかけた。きのうは9イニングの長い時間の出場だったため、運動量も十分だと思う。きょうは順調に回復しているし、準備は整っている」
村上は5月29日(同30日)のタイガース戦の三回1死一塁でセカンドゴロを放ち、一塁を駆け抜けた際に右太もも裏を痛めた。7月7、8日(同8、9日)にマイナー3Aシャーロットでリハビリゲームに2試合連続で出場。7日(同8日)は3打数1安打、六回の守備から退いた。翌8日(同9日)は、フル出場し4打数1安打1打点、1四球だった。
「9イニング出られたことが一番の収穫だと思います。打席内容うんぬんではなく、しっかり塁に出て、走ることもできた。(投手の球を)見れた見れないじゃなく、(試合に)出られたことが一番良かったかなと思いますね」
村上は8日(同9日)の試合後にそう語り、準備万端を強調した。負傷した患部への不安はない。チームはレッドソックスに3連敗。村上の不在期間は17勝18敗となった。また、ア・リーグ中地区で地区首位だったが、ガーディアンズに並ばれた。レッドソックス3連敗では打線が振るわず、得点は1点、0点、1点。
得点力不足の苦境で主砲が戻る。村上は離脱時、20本塁打はア・リーグ1位タイ、43得点は同1位、41打点は同2位、OPS.938は同3位だった。
「絶好の起爆剤になるだろう。それは間違いない。ムネがフィールドとクラブハウスで与える影響力を分かっている」とベナブル監督。
この日先発し、六回途中2失点のアンソニー・ケイ(31)は村上の復帰について「特別な選手。打線に厚みをもたらしてくれる。さらなるパワーを与えてくれる」とスラッガーのカムバックを喜んだ。
村上はこの日、約1200キロ離れたノースカロライナ州シャーロットからシカゴに移動。球場には姿を見せず、休養に努めた。前夜、リハビリを完了し「メジャー復帰までにやりたいことは、何かあるか?」と聞かれた。
「髪の毛を切るか、ウォシュレットするか、どっちかですね」
春季キャンプから伸びた髪を整え、温水洗浄便座でお尻を洗う。チームの連敗を止め、勝利に貢献する準備は万全だ。
