【ナショナルズ2−8ブルワーズ】ワシントンD.C./ナショナルズパーク、8月2日(日本時間3日)
メジャーに再昇格したナショナルズの小笠原慎之介(27)は2―5の五回から2番手で登板し、3回0/3を5安打2失点、2三振1四球。試合後、メディア対応した主な一問一答は以下より。
ーー昇格後にカイロ監督代行とはどういう会話があったのか
「不慣れなポジションだと思うが、まずブルペンで長いイニングを投げてもらいたいと言われた。ブルペンの投手コーチも手取り足取りを教えてくれたので、無事に登板することができた」
ーーブルペン登板はいつ以来か
「8年前ぐらいに、本当に(プロ入りして)1年目、2年目に。昔すぎて、調整の仕方も分からなくて、行けと言われたら行く感じだった。イニング数も言われていなかったが、1イニングだけじゃなく、2イニング、3イニング行ってもらうとは言われていた」
ーー久々の中継ぎで戸惑いもあったか
「MLBの舞台でブルペンから行くというのは、なかなか貴重な経験。僕は別にポジションもないですし、とにかく与えられたポジションでしっかり結果を残すというのが一番優先」
ーーきょうはナックルカーブが少なかったが理由は
「意識的には変えていない。その日の一番のピッチタイプ(球種)を選んで、(ピッチコムで)自分でコールしている。例えばカーブがいい日もあれば、自信がない時もある。その日によって変わる」
――球宴後に3週間ほどマイナーで取り組んだ部分は
「もうちょっとイニングを投げてほしいと言われてマイナーに行ったので、もうとにかくイニングを投げること、5回、6回しっかり投げれるようにと思って、意識して投げていた」
ーーフライボールが多い印象だったが、今日は併殺打2つなど、ゴロを打たせて打ち取った
「球宴前のブルワーズ戦から、チェンジアップとスライダーのコンビネーションを低めに集める、という日本でやってきたことをやらなきゃいけないと改めて感じた。(チームも)それを評価して取ってくれているので、もう一回それをやるしかないと思って取り組んだ。これでダメなら仕方ないという開き直りも多少はあったと思う(笑)」
ーー手応えは
「自分のやるべきことをやれば、抑えられるっていうのは分かった。低めに集めて、きょうも三振をふたつ取っているし、自分のストロングポイントかなと思う」
ーー今後も数試合は中継ぎで登板し、その結果で起用方法を考えるとカイロ監督代行は話していた
「行けと言われたところで行くしかない。仕事があることに感謝してマウンドに立ちたいなと思います」