小笠原慎之介、三回途中4失点で負け投手

初回にいきなり4点を失う

July 7th, 2025

ナショナルズ4-6レッドソックス】ワシントンD.C./ナショナルズ・パーク、7月6日(日本時間7日)

ようやくメジャー初登板のチャンスが巡ってきた小笠原慎之介(ナショナルズ)だが、絶好の機会をモノにすることはできなかった。初回にピンチを招き、いきなり4失点。二回に17分間の降雨中断があったが、結果的には三回途中7安打4失点、2三振で負け投手となった。チームも4-6で敗戦。本拠地でのレッドソックス3連戦はスイープ負けを喫した。

初回にメジャーの洗礼を浴びた。先頭打者のネイト・イートンにヒットを許したあと、ロミー・ゴンザレスからメジャー初三振を奪ったが、盗塁を決められて1死二塁のピンチに。ここでロマン・アンソニーのタイムリー、ロブ・レフスナイダーのタイムリー二塁打、トレバー・ストーリーの14号2ランと3連打を浴び、いきなり4点を失った。

二回先頭のコナー・ウォンを空振り三振に仕留めたあと、セダン・ラファエラに二塁への内野安打を許し、ここで試合は降雨のため17分間の中断。試合再開後、走者を出しながらもなんとか無失点に抑えていたが、三回2死からエラーとヒットで一、三塁のピンチを招き、降板となった。

ベテラン右腕のトレバー・ウィリアムスが負傷者リスト入りしたことで巡ってきた先発のチャンスだったが、55球を投げて三回途中7安打4失点とアピールには至らず。チームからの期待に応えることはできなかった。

ナショナルズは小笠原降板直後の三回に2点を返して反撃を開始。しかし、ラファエラに11号ソロを浴びるなどレッドソックス打線に追加点を奪われ、4-6で敗れた。試合後にはデーブ・マルティネス監督とマイク・リゾGMの解任が発表され、37勝53敗(ナ・リーグ東地区最下位)からの立て直しを目指す。