ホームランダービーで、パイレーツのワンイール・クルーズ外野手が圧巻のパワーを披露した。
1回戦で放った21本のホームランのうち、なんと513フィート(約156メートル)の特大弾を記録。これはスタットキャスト導入以降、クアーズ・フィールド以外では2017年にアーロン・ジャッジがマイアミで記録した513フィート弾に並ぶ最長記録だ。
クルーズの21本塁打は平均飛距離は447フィート(約136メートル)で、総飛距離は9,394フィート(約2,863メートル)に達した。最高打球速度は118マイル(約189.9キロ)、平均でも107.9マイル(約173.6キロ)を計測するなど、『怪物ぶり』を見せつけた。
513フィート(約156.4メートル)を超えたホームランは、過去に3本しかなく、いずれも2021年のクアーズ・フィールドで記録された。
その3本は、
- フアン・ソト:520フィート(約158.5メートル)
- トレバー・ストーリー:518フィート(約157.8メートル)
- ピート・アロンソ:514フィート(約156.6メートル)
また、大谷翔平も2021年にクアーズ・フィールドで513フィートの特大弾を放っている。