【ドジャース0−1パドレス】サンディエゴ/ぺトコパーク 5月19日(日本時間20日)
パドレスがドジャースとの投手戦を1―0で制した。先発マイケル・キングは7回100球、4安打2四球9三振の快投。八回はジェイソン・アダム、そして九回は守護神メイソン・ミラーがドジャース打線を抑え、パドレスが1点差の接戦をものにした。
この完封リレーを陰で支えたのは、捕手ロドルフォ・デュランの「判断力と肩」だった。
まず初回。1死からムーキー・ベッツが左前打で出塁すると、デュランはすかさず二盗を阻止し、試合開始直後から存在感を示した。
二回2死には、マックス・マンシーへのカウント2―2からの外角スイーパーがボール判定。しかしデュランは迷わずABSチャレンジを要求した。判定はストライクに覆り、マンシーは見逃し三振。キングを助ける大きな1球になった。
さらに四回には、先頭の大谷翔平に四球で出塁を許すと、続くベッツへの初球、ボール判定だった1球目を再びABSチャレンジでストライクへ変更。ベッツをショートライナーに打ち取ると、フリーマンの打席では、大谷の二盗も鮮やかな送球で阻止した。
キングも試合後、「本当に大きかった。彼は後ろで素晴らしい仕事をしてくれる。たった1球で打席の流れが完全に変わることもあるので、ああいうコールは助かる」と絶賛した。
極めつけは九回だった。
守護神メイソン・ミラーが制球を乱し、フレディ・フリーマン、カイル・タッカーに連続四球。無死一、二塁の大ピンチを迎える。
続くウィル・スミスへの2球目はボール判定となったが、ここでデュランが再びABSチャレンジし、結果はストライクに。カウント2―0ではなく1―1となり、スミスはセンターフライに倒れた。
ここで流れは一気にパドレスへ傾いた。ミラーは落ち着きを取り戻し、続くマンシーを3球三振。最後はアンディ・パヘスをサードゴロに仕留め、ゲームセットとなった。
ミラーも「流れを取り戻すきっかけを作ってくれた」と感謝すると、スタメン監督も「あのABSチャレンジでミラーが一息つけたので、大きな1球になった」と絶賛した。
この日のパドレスは、デュランの「キャッチング」だけではない、読みと勝負勘でドジャース打線を封じ込めた。