【メッツ8-3パドレス】ニューヨーク/シティフィールド、9月16日(日本時間17日)
ワイルドカード・シリーズをホームで開催するために、逆転での地区優勝、もしくはワイルドカード1位を目指しているパドレスだが、メッツ3連戦の初戦に先発したキングが役割を果たせなかった。
初回先頭から3連打で無死満塁の大ピンチを招くと、ブランドン・ニモのタイムリー、ジェフ・マクニールのタイムリー二塁打、ブレット・ベイティの17号2ランで一挙5失点。ジャクソン・メリルの14号ソロで1点を返した直後の二回にはフランシスコ・リンドーアに27号ソロ、ピート・アロンソにも35号ソロを浴び、1-7とリードを広げられた。
ジェイク・クロネンワースの11号ソロで5点差となった直後の三回こそ三者凡退に抑えたものの、四回先頭のセドリック・マリンズに17号ソロを浴び、3回0/3を10安打8失点で降板。2番手以降の投手陣が合計5イニングを無安打無失点に抑えただけに、キングの乱調が痛かった。
六回から登板した松井は、2四球で2死一、二塁のピンチを招いたものの、フアン・ソトから空振り三振を奪って無失点。七回も続投し、アロンソを高めのフォーシームでライトフライ、ニモを内角高めのフォーシームで空振り三振に仕留め、後続にマウンドを譲った。
四回以降、パドレスの得点は八回に飛び出したフレディ・フェルミンの5号ソロによる1点だけ。メッツはクレイ・ホームズ(4回3安打2失点)からショーン・マナイア(5回4安打1失点)につなぎ、2人の投手だけで9イニングを投げ抜いた。