「良かった点も悪かった点もあった」パイレーツのスキーンズ、不安定な登板を振り返る

May 24th, 2026

パイレーツ2−5ブルーレイディスク】トロント/ロジャースセンター、5月23日(日本時間24日)

前回登板の不安定な先発から立ち直りを目指したパイレーツのエース、ポール・スキーンズ(23)は、六回に複数失点を喫し、マウンドを降りることになった。5回9安打4失点、2三振で4敗目(6勝)を喫した。

後手に回った。ブルージェイズがスコアボードに得点を刻むのに要した時間は、わずか3球だった。

ジョージ・スプリンガー(36)が、高めの97.8マイル(約157キロ)の速球を左翼フェンス越えに運び、先頭打者本塁打で早々にリードを奪った。

21球を費やした一回にさらに走者を許したものの、スキーンズはスプリンガーの本塁打のみにダメージを食い止め、最終的には落ち着きを取り戻した。だが、スキーンズがメジャー最初の3シーズンで到達した圧倒的なレベルには到底及ばなかった。

23歳のエースは次の4イニングを無失点に抑えたが、六回にトラブルに見舞われる前、アウトのうち三振はわずか2つだった。

ブルージェイズは昨季のナ・リーグのサイ・ヤング賞投手から4連打で突破口を開き、無死一、二塁で2点を奪いスキーンズを降板させた。救援登板したヨハン・ラミレス(31)は、スキーンズが残した走者の1人の生還を許した。

「良かった点も悪かった点もあった」とスキーンズは自身の先発について語った。「カウントを先行させる必要がある。いくつかの球の精度にはそれほど不満はないが、もっとうまく投げられた球もいくつもあった」と反省点を挙げた。

パイレーツのコーチ陣にとって六回に事態は頂点に達した。ビル・マーフィー投手コーチとドン・ケリー監督の両者が、複数のハーフスイングの判定をめぐって審判団に抗議し、退場処分を受けたためだ。

パイレーツの最大の抗議は、ヘスス・サンチェス(28)へのハーフスイングの判定でスイングを取らなかったことに対するものだった。サンチェスはその打席で二塁打を放ち、ブルージェイズにとってこの試合2点目となる打点を挙げた。

二回から五回までに対戦した15打者のうち12人を打ち取り、中盤を順調に投げ進めたが、スキーンズは自己ワーストとなる9安打を許し、自責点4、わずか2三振で降板した。

キャリアにおいて、2試合連続で自責点3以上を許したのは初めてだった。

スキーンズは23日(同24日)の試合を前回のフィリーズ戦での登板と比較し、「おそらく成績が示すほど悪くはなかった」と自己評価した。

また、コンタクト重視のブルージェイズ打線に対して、スキーンズがこれほど空振りを奪えなかった登板も珍しい。3年のキャリアで5イニング以上を投げて奪三振が5個未満は、23日(同24日)がわずか5度目だった。

「どの先発登板でも、イタチごっこのような駆け引きが少しはあると思う。結局は、打者に対してカウントを先行させる必要があるだけだ」とスキーンズは振り返った。

スキーンズは5イニングで2ストライクのカウントに14度持ち込んだが、ブルージェイズ相手に打者を打ち取ることができなかった。

「相手打線はファウルで粘り、ボールをインプレーにする方法を見つけ出していた」とケリー監督は語った。「スキーンズが普段ほど効率よく打ち取れているようには見えなかった。ブルージェイズには本当に優れた打者が揃っている。これまでにも結果を残しているし、昨季を振り返っても、普段からそれほど三振を喫するチームではない」と相手打線をたたえた。

しかし、最終的にパイレーツはスキーンズにもう少し援護点を与えたいと考えている。

ブルージェイズが六回に決定的な猛攻をつなげる直前、パイレーツは先発投手を援護するかに思われた。しかし、パトリック・コービン(36)は六回までパイレーツ打線を沈黙させ、チーム唯一の得点は六回表のマルセル・オズナ(35)の適時二塁打によるものだった。

「チームの観点から言えば、戦い、粘り続けたと思う」とケリー監督は語った。「しかし、まずは得点圏で改善し、なんとか得点を入れる方法を見つけなければならない」と打線の奮起を願った。