ポール・スキーンズがフィリーズ戦で今季14度目の先発に臨み、7回2/3、97球を投げて2安打、1失点、自責0の好投で防御率は1.88と良化。1-1の場面で降板したため、勝ち星はつかなかったが、チームは今季初のシリーズスイープを達成した。
初回から圧巻の投球だった。1死から好打者のトレイ・ターナーを低めのスイーパーで中飛に仕留めると、主砲カイル・シュワーバーには徹底して低めを攻め、最後はスライダーで空振り三振を奪うと、二回も三者凡退。三回にニック・ゴンザレスの送球ミスで1点を失ったものの、四回、六回、七回も三者凡退でスコアボードにゼロを刻んだ。
平均球速98.0マイル(157.7キロ)の直球を軸に、97.8マイル(157.4キロ)のシンカー、スプリットなど7球種と多彩な球種で、フィリーズ打線を抑えた。
「全体的にいい投球だったと思う。好打者が揃っているので、失投がないように丁寧に投げた。フィリーズのようなワールドシリーズの常連のようなチームを抑えられたのは大きい」と右腕は振り返る。
「信じられないような投球だった。試合を支配するような投球だった」とドン・ケリー監督はエースを称えた。
パイレーツは初回にジャレッド・トリオロのタイムリー二塁打で先制すると、八回にアンドリュー・マカッチェンのライト前のポテンヒットで勝ち越しを決めると、2番手のブラクストン・アシュクラフトも1回1/3を無失点に抑えて、メジャー初勝利を手にした。
チームはア・リーグ中地区の最下位に沈んでいるが、直近の10試合は6勝4敗と勝ち越している。