【レイズ8-7パイレーツ】ピッツバーグ/PNCパーク、4月18日(日本時間19日)
午後2時過ぎ、PNCパークへの入場待ちの列はロベルト・クレメンテ橋を越えてダウンタウンまで伸びていた。ファンの目的は、大エース、ポール・スキーンズの登板とボブルヘッドだ。試合開始の1時間半前にもかかわらず、長蛇の列ができていた。
しかし、試合はそれ以上に長い中断を挟み、劇的な展開を迎えた。
23歳の右腕は、レイズとの延長13回までもつれた試合で4回無失点と好投。しかし四回裏2死の場面で雨による中断が入り、約2時間半後に再開したタイミングで降板となった。
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スキーンズは64球(うちストライク43球)を投げ、5三振、無四球。直近21回1/3はわずか3失点に抑えている。
「感触は良かった。短い登板にはなったけど、全体的にいい投球ができたと思う」とスキーンズは語った。
スキーンズは立ち上がりこそ完璧ではなかったが、すぐに立て直した。二回、先頭のジェイク・フレイリーに安打を許し、さらにセドリック・マリンズが捕手の守備妨害で出塁、リッチー・パラシオスにも右前打を打たれ、無死満塁とされた。しかし、テイラー・ウォールズを見逃し三振に仕留め、チャンドラー・シンプソンを一ゴロに打ち取り、28球を要しながらも無失点で切り抜けた。
得点は許さなかったが、このイニングには時間がかかり、パイレーツは試合成立に必要な5回を消化することができなかった。
「天気のことは考えていなかった。ただ時間がかかりすぎたのは少しフラストレーションを感じた。でもその後は戻ってきて、いいイニングをいくつか作れたと思う」とスキーンズは語った。
コメント通り、その後の三回と四回は、わずか25球で切り抜けた。
「どこから話せばいいか分からないくらいだ。本当にポールはいい投球をしていたと思う」とドン・ケリー監督は称えた。
一回、ブライアン・レイノルズが2死から四球で出塁すると、ライアン・オハーンが右翼席への2ランを放った。さらに2イニング後にはマーセル・オズーナが今週2本目となる2ランを放ち、パイレーツのリードを広げた。
しかし、スキーンズ降板後、レイズはパイレーツの中継ぎ陣に襲いかかった。キャム・サンダースとエバン・シスクが五回に一気に崩れ、合計5安打で5失点。試合の流れは一瞬でアウェイチームに傾いた。
それでもパイレーツは何度もビハインドを跳ね返そうと食らいついた。八回2死一塁、1点を追う場面でニック・ヨークがフルカウントからの内角の速球をライト前へ運び、二塁走者のブランドン・ラウが生還して同点に追いついた。
パイレーツは十一回にも再び1点を勝ち越されたが、ピッツバーグはその裏、フィールダースチョイスの間にヨークが生還し、再び試合を振り出しに戻した。
しかし最終的には、パイレーツの粘りも尽きた。
「必要な場面で多くの選手が応えてくれた。最後の一打は出なかったけど、投手陣は終盤に仕事を果たしてくれたし、打者もいい打席を重ねていた。ヨハンも結果的に負け投手にはなったけど、期待以上の働きをしてくれたと思う。多くの選手が踏ん張って、明日につながる形にはできた」とスキーンズは語った。
十三回、マリンズの2ランが決め手となった。裏の攻撃で1点を返したが、あと一歩及ばなかった。
「どんな敗戦もつらいが、こういう負け方は特にきつい。チャンスもあったし、勝てる場面もあったが、決定的な一本が出なかった」とケリー監督は語った。
