三回までは両先発共に無失点投球をみせ、試合は静かな立ち上がりに。しかし四回、フィリーズは先頭への死球を皮切りに4連打を含む6本の長短打を集め、6得点のビッグイニング。ブラウンを3回2/3、6失点でノックアウトした。
対するフィリーズのルザードは五回、2死から遊撃手トレイ・ターナーの失策で出塁を許すと、2死満塁で2番鈴木誠也を迎えた。ファウルで粘った鈴木は甘く入った7球目の速球を捉え、レフトへ見事なタイムリー。鈴木のタイムリーでカブスは2点を返した。しかし、カブスはそこから反撃モードに移れず。直後の6回表にはターナーの名誉挽回のタイムリーなどで3点を加え、カブスを突き放した。
カブスは7回にも鈴木がタイムリーを放ったが、大量リードを覆すことはできず連勝は3でストップ。一方のフィリーズは貯金を1に増やした。
4月8日以降は6勝11敗、特にきょうの試合前まで5連敗と苦戦していたフィリーズ。特に元気のなかった打線に復調の兆しが見られたのは好材料だ。課題である長打の数はこの試合もそこまで多くはなかったものの(12安打中9本が単打)これまで「あと一本が出ない」状況に苦しんでいた打線が、ついに打開に成功したのは間違いない。
また、勝利投手のルザードは、今オフにマーリンズからトレード加入した期待の新戦力。前日「ジ・アスレチック」は、カブスが先にルザード獲得に迫っていたものの、身体検査の結果を懸念して獲得を断念したことを報じていた。ここまでルザードは怪我なくローテーションを回し、6先発で防御率1.73と大活躍している。
<鈴木誠也 打撃成績>
第1打席:ライトフライ 第2打席:セカンドゴロ 第3打席:2点タイムリーヒット 第4打席:タイムリーヒット 第5打席:代打を送られる
打率 .292 OPS .913
