【ブレーブス7−6レッドソックス】ボストン/フェンウェイパーク、5月26日(日本時間27日)
吉田正尚(32)が「5番・DH」で出場し、3打数無安打、1四球、1三振だった。約2週間ぶりに2試合連続でスタメン出場したが、好結果でチームを勝利に導くことはできず、4連敗を喫した。
吉田には、結果がほしい。もちろん、いい打撃内容もほしい。それは今に始まったことではないが、吉田の危機的状況は以前よりも差し迫っているかもしれない。
「ここ最近(打球に)角度がついてきた。メカニックで練習から少しイメージを変えている。それが実戦で少しずつ出ているけど、もっとライナーを打たないといけない」
エース右腕、ストライダーの前に一回2死の第1打席は3球三振。四回無死一塁の第2打席では左飛に倒れた。六回無死一、二塁ではリリーフ右腕、フエンテスから四球を選び満塁に好機を拡大。八回2死では、スアレスの前に中飛だった。24日(同25日)のツインズ戦では、右翼ポール際に今季1号本塁打を放つなど打撃の調子は悪くない。
対右投手のときにスタメンに入る。ベンチスタートのときは、代打で待機する。限られた出場機会に変わりはないが、状況として吉田は今、コンスタントにスタメン出場している。左翼のレギュラー、22歳のアンソニーが右手首を痛めて、5月7日から負傷者リスト(IL)に入り、離脱中。アンソニー不在期間は、この日で16試合。そのうち、吉田は10試合でスタメンに入る。この間の打率.176、出塁率.216と今後のスタメン確保にアピール不足は否めない。
アンソニーはこの日、ようやく素振りを再開。復帰すれば、左翼にアンソニー、DHに1番を務めているデュラン、もしくは両打ちで捕手のギャスパー(14試合で打率.325)が入る打線が見込まれる。吉田の出場機会確保のためには、この期間に打撃内容を上向かせなければいけない。さもなければ、出場機会が減ることは明らかだ。
それでも、吉田自身はチーム内ライバルを過剰に意識することなく、己の準備に集中している。
「(バットの)芯で捉えている。あとは、いい(打球)角度で強い打球を弾き返せるように」
自分がコントロールできることに全力を尽くす。選手起用など采配は、首脳陣が決めることだ。出場した試合で安打を打ち、質のいい打席を送る。スイングの修正と向上に努めながら、吉田は今できることだけを考えている。
