レッドソックス、メジャー5球団目の通算1万勝達成

ビューラーの敵地での勝利は4月26日以来

July 6th, 2025

【ナショナルズ3-10レッドソックス】ワシントンDC /ナショナルズ・パーク、7月5日(土)日本時間6日(日)

レッドソックスがナショナルズ戦で10-3で勝利し、球団通算1万勝の金字塔を打ち立てた。これはドジャース、ヤンキース、ジャイアンツ、カージナルスに次ぐメジャー史上5球団目となる快挙。

シリーズ初戦で11得点を奪ったボストン打線はこの日も序盤から火を噴き、三回に7得点のビッグイニングを作った。ジャレン・デュランが2点三塁打、セダン・ラファエラが2ラン本塁打を放ち、ナショナルズ先発左腕パーカーを打ち崩し、序盤で9-0と大量リードを奪った。

アレックス・コーラ監督は「打線はいい状態にある。シーズン中は打てない時期もあったが、今は良い流れだし、これから上がっていくはずだ」とコメント。シーズン序盤は苦戦した打線が復調し、チームはここ7試合で5勝目を挙げた。

投げては、先発ウォーカー・ビューラーが5回1/3で3失点(自責2)、8安打、2三振、無四球と試合を作り、4月26日以来の敵地白星を挙げた。6月は5試合で防御率11.07と極度の不振で、ローテーション残留が危ぶまれていたが、この日は100球中65球がストライク。試合後、「まだまだやるべきことは多いが、今日は間違いなく前進した。初回を抑えたことで自信を取り戻せた」と胸を張った。

「現実的に見て、今すぐポストシーズンで先発3人の一角に入れるとは思わない。だが、今日は以前とは違う感覚を得られたし、そこから積み上げていきたい」と冷静に語った。

この日は味方守備陣も好守で助けた。二回無死一、二塁ではデュランが左中間への当たりをダイビングキャッチし追加点を阻止すると、四回1死一、三塁ではローマン・アンソニーが浅いライト前への打球を前進ダイブでキャッチし、失点を防いだ。

攻撃陣はロミー・ゴンザレスが序盤3イニングで3安打2打点と気を吐き、最終的に5打数3安打、2二塁打2打点の大活躍。アンソニーとラファエラもマルチ安打をマークした。アンソニーは「チームとして甘い速球を確実に仕留めることができている。それが結果につながっている」と手応えを語った。

ブルペンも盤石で、六回以降は3投手が継投し、4回で出した走者はわずかに一人の無失点リレー。ワイサートは3者凡退、ベルナルディーノは2三振を奪い、アルカラも安定感を見せた。

通算1万勝の節目に、復活を期す右腕ビューラーが及第点の投球を披露し、打線も爆発。苦しい時期を脱しつつあるレッドソックスが後半戦へ向け、大きな自信を手にした一戦となった。