【レッズ6-1レイズ】タンパ/トロピカーナフィールド、4月20日(日本時間21日)
今季ここまでのレッズは、堅実な投球と守備を軸に、最少限の得点で勝利を積み重ねてきた。だからこそ、この日は打線が機能した時のチームのポテンシャルの高さを示す勝利となった。
この勝利でレッズ(15勝8敗)は4連勝、直近7試合で6勝と好調を維持し、ナ・リーグ中地区で首位となっている。さらに敵地ではメジャー最高の9勝2敗と無類の強さを誇る。
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「楽しいよ。毎回何とかして勝っている。試合ごとに展開は違うけど、いつも勝つ方法を見つけている。それが楽しい。このまま続けたいね」と先発のレット・ローダーは語った。
この試合前の時点で、レッズは打率と長打率でメジャー最下位、1試合平均得点も3.6で26位と打撃面では苦しんでいた。しかしこの日はタイラー・スティーブンソンを除くすべてのスタメン野手が安打を記録し、チーム全体で9安打を放った。
「こういう攻撃は必要だ。でも、このチームの戦い方は本当に素晴らしい。打率がどうであれ、姿勢に変化は見られない。それが気に入っているし、本当に尊敬している」とテリー・フランコーナ監督は語った。
この日もレッズ打線をけん引したのはサル・スチュワート(22)だった。
初回、マット・マクレーンが二塁打を放って出塁すると、その2打者後、スチュワートがフルカウントから中堅へ2ランを放ちレッズに2-0のリードをもたらした。
「自分が打てる球を待って、いい打席にしようとしただけ。それがうまくいった」とスチュワートは語った。今季8号となるこの一発で、ジョーダン・ウォーカー、マックス・マンシーと並びナ・リーグ本塁打トップに立った。
「今日は満足している。チームが勝ったことも、この流れを続けられていることもうれしい」
22歳のスチュワートは、走塁でも攻撃を活性化した。七回には2死から二塁打を放ち、エウヘニオ・スアレスの打席で三盗を敢行した。
「(盗塁する)チャンスがあった。常に次の塁を狙うことを大事にしている。それがチームの勝つ確率を高めると思っている」とスチュワートは語った。
その思惑通りの結果となった。リリーフのトレバー・マーティンの冒頭でスチュワートは生還し、追加点を挙げた。
「ベンチでは笑っていたよ。『俺は走らせてないぞ』ってね。でもその直後に暴投があって結果的にはすごく良いプレーになった。ただ、あそこでアウトになってはいけない。明日は7回くらいそのことを言っておくよ」とフランコーナ監督は笑った。
投球面では、ローダーが不安定な立ち上がりを乗り越えた。初回に34球を要し、無死満塁のピンチから1点を失ったものの、2つの三振で最少失点に抑えた。その後は立て直して6回を投げ、5安打、2四球、3三振で1失点にまとめた。特に三回と六回はわずか9球で抑えたことで球数を調整し、先発としての役割を果たした。
「もうやるしかなかった。追い込まれていたし、集中するしかなかった」とローダーは語った。
守備面でも見せ場があった。三回、エリー・デラクルーズはジュニオール・カミネロのゴロに対してダイビングキャッチから、一塁へ素早く送球して安打性の当たりをアウトにした。九回にはリリーフのコナー・フィリップスが苦しむ中、スチュワートが背走しながら好捕し、失点を防いだ。
「あの九回の守備は本当に素晴らしかった。エリーのプレーと合わせて、見ていて楽しい守備だった」とフランコーナ監督は語った。
それは今のレッズ全体にも言えることだ。特に打線がこのまま機能し続ければ、さらに魅力的なチームになる。
「勝つのはやっぱり気持ちいい。細かいことを積み重ねて、やり続けるしかない」とデラクルーズは語った。
