マーリンズがドラフトで8巡目(全体235位)で指名した佐々木麟太郎(21)と契約合意に達した。
MLB公式のジョナサン・メイヨー記者によると、契約金は21万200ドル(約3100万円)。この指名順位のスロットバリュー(推奨契約金額)は23万9200ドル(約3900万円)だった。佐々木は昨秋のNPBドラフト会議でソフトバンクから1位指名を受け、進路が注目されていたが、幼い頃から目標にしていたメジャーの挑戦を決めた。
佐々木はまず、球団施設(スプリングトレーニング施設など)へ向かい、詳細な体調チェック、体力測定、血液検査、X線検査等を行った後に正式契約を結び、その後、新人選手を対象としたルーキーオリエンテーション(ドラフトキャンプ)に参加する。そこではマイナーリーグでの生活ルール、ドーピング講習、SNS使用ルールやメンタルヘルスに関する講習などを受ける。
またキャンプでは打撃や守備練習に加え、体力測定、栄養指導、メンタルトレーニングなども行われ、球団はコンディションを確認した上で今季の配属先を決定する。
マーリンズ傘下の育成組織は、ルーキーリーグのフロリダ・コンプレックスリーグ(FCL)、1Aジュピター・ハンマーヘッズ、ハイAベロイト・スカイカープ、2Aペンサコーラ・ブルーワフーズ、3Aジャクソンビル・ジャンボシュリンプへと続く。
大学生選手の場合、まずFCLで数試合プレーした後、早い段階で1Aジュピターへ昇格するケースも少なくない。佐々木も実戦感覚を確認しながら、まずはプロとしての第一歩を踏み出すことになりそうだ。
ドラフトはシーズン途中の7月に行われるため、契約後は各チームのシーズン終了まで20~40試合前後に出場するケースが一般的。まずはプロの投手への対応や木製バットへの順応が大きなテーマとなる。
マイナーリーグのシーズン終了後も、球団がさらなる育成が必要と判断すれば、若手選手だけを集めた育成リーグに参加する可能性がある。ここでは打撃や守備など個別課題に取り組み、来季の本格スタートに備える予定だ。