ドジャースは佐々木朗希（23）を60日間の負傷者リスト（IL）に移行したと発表した。レッドソックスから金銭トレードで獲得した左腕ザック・ペンロッドが40人枠に入った。
佐々木は5月13日から右肩インピンジメントで負傷者リスト入りしていたが、今回の移行で最短でも7月中旬までは復帰できない見込み。メジャー１年目となる今季は8試合に先発し、１勝１敗、防御率4.72。34回1/3で22四球、24三振と制球に苦しみ、平均投球回は4回1/3未満と不安定な内容が続いていた。
一方、新たに加わったペンロッドは28歳の左腕で、今季はレッドソックス傘下3Aウースターで6試合に登板し、防御率5.68を記録。2024年にメジャーデビューを果たし、7試合で防御率2.25。マイナー通算では37試合（うち22先発）で102回1/3を投げ、10勝6敗、防御率4.05、138三振をマークしている。
なお、ペンロッドは2018年にノースウェスト・ナザリーン大からレンジャーズにドラフト外で入団した苦労人で、ドジャースでは中継ぎとしての起用が見込まれる。
ドジャース投手陣は今季、グラスノー、スネルら主力の離脱が相次ぎ、リリーフ陣もトレイネン、フィリップス、イエーツといった実力者を欠いている。佐々木の長期離脱も含め、引き続き厳しいマネジメントが求められる状況だ。