アクーニャのマルチ安打&シュウェレンバック完投

7シリーズぶりの勝ち越し

June 11th, 2025

長いトンネルを抜ける勝利の一打となった。

ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.はブルワーズ戦に「1番・ライト」で出場し、第2打席に6号2ランの弾丸ライナーを左翼席へ叩き込んだ。

この日は二回にマイケル・ハリスの2ラン、ドレイク・ボールドウィンの適時打で3点を先制。さらに四回、アクーニャの一発で突き放した。

本塁打を含む3安打、2打点の活躍に「本当にうれしいやっと本来の自分に戻ってきた感じがする。この調子でいきたい」とアクーニャ。

昨年の左膝前十字靱帯断裂による長期離脱から復帰後18試合で打率.353、6本塁打、11打点、13得点。攻撃の起点として、2023年MVPの本領を発揮しつつある。

「毎日、ウキウキしながら一番打者に彼の名前を書いている。アクーニャのような選手が調子を上げてきたら、あとは彼がチームを引っ張ってくれるのを待つだけ」とスニッカー監督も相好を崩した。

味方の援護をもらったブレーブス先発のスペンサー・シュウェレンバックは、9回105球を投げ、6安打2失点無四球、9三振でキャリア初の完投勝利をマークした。フォーシームを軸に押し込む投球で最速99マイル(約159キロ)を計測した。

25歳右腕は「八回終了後に監督から『どうだ?』と聞かれて、迷わず『行かせてくれ』と答えた」と語る。

スニッカー監督も「本当に頼れる存在になってきた。今日は投球フォームも安定していて、最後まで力強かった」エースを讃えた。

チームはこの勝利で6月初のシリーズ勝ち越し。5月中旬以降、6シリーズ連続で負け越していたが、その苦境から脱出した。現在、借金9で地区首位から大きく離されているが、アクーニャの爆発と若手右腕の台頭は希望の光だ。

スニッカー監督は「こういう勝ち方を積み重ねていくしかない。全員で乗り越えていく」と力強く語った。