【ブレーブス5-2レッズ】シンシナティ/グレートアメリカン・ボールパーク、5月30日(日本時間31日)
ロナルド・アクーニャJr.と、かつてブレーブスでチームメイトだったマーゼル・オズナ(現パイレーツ)は、今でもほぼ毎日連絡を取り合う仲だ。この日も、2本塁打の活躍を見せたアクーニャに試合後、オズナからビデオ電話がかかってきた。
「バットを一本くれって言われたよ」と、アクーニャは笑いながら明かした。
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左ハムストリングの肉離れで12試合を欠場したものの、ブレーブスの主砲は本来の調子を取り戻しており、再び快音を響かせ始めている。
ブレーブスは、そのアクーニャに加え、ホルヘ・マテオ、マット・オルソンによるソロ本塁打でレッズに快勝。今季最速での40勝到達(19敗)となった。
二回、オジー・アルビーズが二塁打で出塁し、マイク・ヤストレムスキーの適時打で生還して幸先よく先制。その裏に2点を失うも、三回にアクーニャがソロを放ち、すぐに同点とした。
アクーニャはこれでキャリア7度目となる3戦連発。九回にもダメ押しの9号ソロを放ち、15度目の1試合複数本塁打となった。さらに、五回には二盗と三盗を決め、5月18日(日本時間19日)に復帰したばかりだが、「らしさ」を存分に発揮している。
さらに、これで1番打者としての1試合マルチ本塁打で、リンドーアと並び、メジャー歴代5位タイに浮上した。
歴代トップ5の顔ぶれは以下の通り。
- ムーキー・ベッツ(26試合)
- ジョージ・スプリンガー(24試合)
- カイル・シュワーバー(21試合)
- アルフォンソ・ソリアーノ(19試合)
- ロナルド・アクーニャJr.(15試合)
- フランシスコ・リンドーア(15試合)
「日ごとに調子は上がっているよ」とアクーニャは手応えを語る。「室内ケージで打撃コーチやスタッフと一緒に取り組んでいる。野球は過程が大事。状態が良くても結果が出ない時もあるけれど、今はしっかりと結果に結びついているね」
アクーニャは、1900年以降、大谷翔平(2024年)とマックス・ケーリー(1922年)に続く、3試合で「4本塁打以上・4盗塁以上」を同時に達成した史上3人目の選手となった。さらに、この間の4四球は、これら達成者の中でも最多の数字となる。
「一度火がつくと、野球というゲームをいとも簡単にやってのける、そんな特別な選手の一人だ。絶好調の時を私たちは何度も目にしてきたし、本来の姿に戻った時は、文字通り球界最高峰の存在だよ。そんな姿をまた見られて本当に嬉しいね」とブレーブスのウォルト・ワイス監督は絶賛した。
先発のマルティン・ペレスは二回に2ランを喫したが、それ以降は安定していた。5回、3四球、2三振。これで8試合連続で5イニング以上を投げていることとなる。
「マルティンは素晴らしい仕事をしてくれた。今夜はランナーを背負う場面もあったが、いつも最小失点に抑え、試合を組み立ててくれる。5回までタフな投球を強いられたけどね」とワイス監督は称賛した。
ここ数日のアクーニャの活躍は、まさにブレーブスの起爆剤となっている。4月24日を最後に本塁打から遠ざかっていたが、5月28日にフェンウェイパークで放った満塁ホームランが呼び水となり、ここ2日間の大暴れへとつながった。
「野球が難しく感じられる時もある。でも、グランドスラムが飛び出せば、自信なんて一瞬で戻ってくるものだよ」とアクーニャは語った。