侍ジャパン、菊池、松井ら一部メンバーを先行発表

8:37 AM UTC

来年3月に開催される第6回ワールドベースボールクラシック日本代表「侍ジャパン」メンバーの一部が26日、先行発表された。唯一出場を公式に表明しているドジャースの大谷翔平(31)に加え、エンゼルスの菊池雄星(34=初出場)、パドレスの松井裕樹(30=3大会連続)ら8人が選出された。選出見込みとなっているドジャースの山本由伸(27)、カブスの今永昇太(32)、菅野智之(35=オリオールズからFA)、メッツの千賀滉大(32)らは球団との調整や本人のコンディションが整い次第、順次発表される予定だ。

井端弘和監督(50)はメジャー組の招集に尽力。12月9日からは米国に2泊4日で出張した。米球界でオフ最大のイベント、ウインターミーティングに参加し、各球団の幹部や監督らと面談し、日本人メジャー選手たちの出場を要請していた。また、出席した代表監督会見では、「決まっているところから発表してあげた方がいい。発表は分散になると思います」とメンバーが正式に決定次第、順次公表する方針を明かしていた。

ホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約54億円)で契約した村上宗隆(25)は代表入りは規定路線。クリス・ゲッツGMは22日に行われた入団会見で「出場予定だ。(入団交渉の)話し合いの段階で出場(希望)が分かっていても問題なかった」と明かした。井端監督は、メジャー球団と交渉中に岡本和真(29)にもメンバー入りを期待し、村上とともに「両サイド(一、三塁)で考えている」と話している。