【一問一答】誠也、WCS第1戦で同点ソロ

「全員の力で勝った勝利」

October 1st, 2025

ーー本塁打で塁を回っていたときの気持ち

「とりあえず最高でした。ファンの皆さんの熱気もすごかったですし、終始鳥肌が立ってるというか、シーズン中に感じられないこの緊張感だったりとか、すごく楽しんできょうのゲームができました」

ーースペシャルゲスト(長男)の名前とホームランを打った時のリアクションは

「名前はヒロトで、彼のリアクションは泣いてました。もうホームランは、ボイドがすごい頑張ってくれてましたし、なんとか突破口を開きたいなっていう思いで打席には入ったので、それがホームランにつながってすごく良かったですし、そこから流れに乗って、チームも球場の雰囲気も素晴らしかったし、本当に選手だけじゃなく、球場を含め全員の力で勝った勝利だと思う」

ーーカブスと契約したときプレーオフに導くというのが目標で、ここ数年の体験を含めて、今この瞬間の気持ちは

「ずっとポストシーズンに3年間、出られなくて、シーズン終わってからテレビで見ることしかできなかったので、すごく悔しくた。今年こうやってチャンスをもらえて、みんなで162試合切磋琢磨して、苦しい時も乗り越えて、みんなでここまで来られた。本当に長くこのチームでたくさんやりたいですし、それを目標にここに来て、こういう舞台でやれたのは、そしてきょう勝てたのは本当にうれしい」

ーーここ1週間での本塁打量産の要因は何か、あるいは説明できないか

「説明できないですね。なんで自分がここまで打てるのか正直、分からないです。もう(レギュラー)シーズンも終わって、気持ちを切り替えてポストシーズンモードに入っている。きょうのホームランは自分だけの力じゃない、自分が思ってる以上の力が出て、周りのみんなに打たせてもらったホームランでもあるので、すごくうれしいですし、何よりチームが勝ったことが、1戦目が取れたのがすごく大きいことだと思います」

ーーピベッタ投手はたくさん直球を投げていたが、それを狙っていたか

「1打席目から真っすぐで(勝負されていて)、なかなか前に飛ばなくて、球速表示以上に強さを感じていた。とにかく真っすぐに的を絞って積極的にいった結果がああいう結果になったと思います」

ーーいま今季で一番調子がいいか

「いや、ちょっと分からないですね。とにかくポストシーズンは勢いだと思っているので、どんどん積極的に振っていって、相手に負けないように、とにかく自分のスイングの数を増やしていこう、とやっている。それがいい方向につながっていると思うんですけど、僕よりボイドに話を聞いてください」

ーー子供たちと一緒に会見。もう少し日本の野球もこういうスタイルで

「そうですね、アメリカの野球のいいところでもありますし、こうやって記者会見とかで子供が来るのは(日本では)なかなかない、というか、ないことなので、すごく子供にもすごくいい経験になると思いますし、子供に夢を見せるのも親としての仕事でもあって、すごくいい環境だと思ってます。僕はいいんで、ボイドの話を」