カブスの鈴木誠也(30)はパイレーツ戦に「3番・DH」で出場し、8号ソロ&9号2ランの2打席連続本塁打を放ち、4打数2安打3打点の活躍。昨季のナ・リーグ新人王右腕、ポール・スキーンズ(22)を攻略し、カード勝ち越しを飾った。
1−2で1点を追う五回、タッカーが8号同点ソロを放った。そして、誠也が続いた。カウント3ボールから、高めに浮いた92マイル(約148キロ)のスプリットをたたいた。レフトスタンドに突き刺す2試合ぶりの8号は、勝ち越しソロ。スキーンズに連続本塁打を浴びせ、打線を活気づけた。
「本当にすごくいいピッチャーできょうはたぶん、彼自身もそんなに状態はよくなかったと思うんですけど、いいピッチャーはどんどん振っていかないと結果が出ないと思うので、あのカウントから唯一の甘い球をしっかり振れたことが結果につながった」
試合後は、フィールドでのヒーローインタビューに応えた。3−2の七回2死二塁では、3番手右腕のニコラスから、2打席連発となる9号2ランをレフトに運んだ。「追い込まれていたのでゾーンを小さくして、自分の振れるところだけしっかり振ろうと思った。それが、たまたまああいう結果になったと思います」。打率.295、9本塁打、28打点はいずれもチームトップの三冠。さらに長打率.625、強打者の指標であるOPS出塁率(長打率+出塁率).990もチーム1位だ。4月は右手首を痛め、4試合の欠場を強いられたが、カブス打線を引っ張っている。チーム打率.264はナ・リーグ1位。中地区首位をキープする攻撃陣で重要な役割を果たしている。今季、トレードでアストロズからタッカーを獲得。主に3番を打つ鈴木の前、2番を務め打線に厚みをもたらしている。
「彼(タッカー)の打席をみるのはすごく楽しいですし、ああいうホームランをみるのはすごくうれしいですし、僕も勉強になることがたくさんある。彼のプレーはすごく好きで楽しいです」
鈴木は5年契約の4年目。過去3年ではプレーオフ進出は果たせなかった。10月に世界一を懸けて戦う一戦必勝の日々は、悲願とする目標だ。外野手として、守備に就きたい希望は持ちつつ、一時封印。チーム方針でDHに専念している。162試合換算では、47本塁打&147打点ペース。誠也の打棒はメジャー移籍後、最高の状態だ。
