小笠原が「シュワーバー切り」でメジャー初勝利

1/3回を抑えた直後にチームが逆転

August 15th, 2025

ナショナルズ3-2フィリーズ】ワシントンD.C./ナショナルズパーク、8月14日(日本時間15日)

ナショナルズの小笠原慎之介(27)がメジャー初勝利をマーク。1点ビハインドの七回2死一塁で強打者カイル・シュワーバーと対戦し、空振り三振に打ち取った。直後の攻撃で味方が逆転したことで、初勝利が転がり込んだ。

試合はフィリーズ先発のヘスス・ルザード、ナショナルズ先発のブラッド・ロードがそれぞれ好投し、投手戦が展開された。フィリーズは三回1死一、三塁からブライス・ハーパーが放った内野ゴロの間に1点を先制した。

一方のナショナルズも四回にポール・デヨングの5号ソロで同点。しかし、フィリーズは五回2死一塁からシュワーバーがタイムリー二塁打を放ち、2-1と勝ち越した。シュワーバーは大谷翔平(ドジャース)に次いでナ・リーグ2位の42本塁打に加え、同2位の98打点、同3位のOPS.948を記録するなど、リーグ屈指の好成績を残している。

そして七回2死一塁で再びシュワーバーを迎える場面で、ナショナルズは小笠原に継投。前日に3人いるリリーフ左腕の全員が登板していたこともあり、左腕の小笠原が「シュワーバー切り」を託された。

小笠原は初球70.4マイル(約113キロ)のカーブで空振り、続く2球目も82.4マイル(約133キロ)のボールゾーンのスライダーで空振りを奪い、シュワーバーを追い込む。3球目のスライダーは見極められたものの、さらに際どいゾーンに79マイル(約127キロ)のスライダーを投じ、空振り三振に打ち取った。

ナショナルズは直後の七回、2四球と二塁打でルザードをついに降板させる。そして、2番手オライオン・カークリングに対し、ホセ・テーニャが2点タイムリーを放ち、3-2と逆転。1点のリードを守り抜き、フィリーズから逃げ切った。

小笠原は記念すべきメジャー初勝利をマーク。リリーフ転向後は5試合で防御率3.52とチームに貢献している。さらにこの日シュワーバーを打ち取ったように、左打者に対して持ち味を発揮。対左の被打率は.250を記録しており、このままブルペン陣のピースとして生き残る可能性もあるかもしれない。