大谷翔平、メジャー単独トップ17号ソロ

ドジャースは今季初の4連敗

May 20th, 2025

ドジャースの大谷翔平(30)は「1番・DH」で出場し、メジャー単独トップに立つ17号ソロを放ち、4打数1安打1打点だった。ドジャースは同地区のライバルに11安打9失点を喫し、シリーズの初戦を落とし、今季初の4連敗となった。

1−7の大差がついていた六回1死。打った瞬間に大谷は“確信歩き”を決め、レフトを守るグリエルJr.も守備位置をほとんど動かずに、打球を見送った。

「キャチャーが構えたその通りに投げたけど、打たれた。翔平は翔平だからね」

先発右腕のファットは、試合後にそう語った。ボールカウント2−2から、外角のボールゾーンからストライクゾーンのギリギリを目がけて曲がるスイーパーを狙い澄ましたようにバットを合わせた。3試合ぶりの一発は、シュワバー(フィリーズ)を抜き、メジャー単独1位となる17号ソロ。まだ5点差を追う展開でダイヤモンドを1周する大谷に笑顔はなかった。

同じナ・リーグ西地区のライバル、ダイヤモンドバックスとはシーズンの最終盤、9月23日からの3連戦(フェニックス)まで対決がない。ファットは「次の対戦前にいいヒントを得ることができた」と意味深長にコメントした。ドジャースは最終回に2点を返し、5−9としたが、4連敗。大谷は試合後、静かなクラブハウスで身支度を済ませると取材対応なく、帰途についた。

ドジャースは先発ローテーションの谷間で先発はリリーフ左腕のドレイヤー。一回に守備が乱れ、流れはダイヤモンドバックスに。1死一、二塁でスアレスはセンターにフライを打ち上げた。しかし、キム・ハソンが薄暮の空で打球を見失い、ライトのT.ヘルナンデスがカバーに走るが捕球できず打球はポトリ(記録は二塁打)。これで先制点を与えてしまった。三回から2番手で登板したナックも5回6安打4失点。2本塁打を浴びるなどドジャースは終始、リードを許した。

試合後、ロバーツ監督は「今は(負傷離脱者も多く)投手陣が少し苦しい。でも打線は状態がいい。しっかりと守れば、限られたチャンスでも勝つチャンスは生まれる」と振り返った。キムはこの日が今季4試合目のセンターでの出場。エドマンは右足首の負傷で前日の5月18日に復帰したばかり。ロバーツ監督は「連戦で足首の負担を考慮した。(エドマンは外野出場で)全力で打球を追ったときに(再負傷の)リスクがあると考えた」と起用の意図を説明した。

4連敗で迎えるシリーズ第2戦。山本由伸(26)は敗戦後、最初にクラブハウスを後にし、翌日の先発に備えた。エース右腕には、チームの窮地を救う好投が求められる。