★第95回オールスターゲーム★
【ナ・リーグ6−6ア・リーグ】ホームラン競争により4−3でナ・リーグ勝利、アトランタ/トゥルーイスト・パーク、7月15日(日本時間16日)
ドジャースの大谷翔平(31)はナ・リーグの「1番・DH」で出場し、2打数1安打1得点。試合は九回を終えて6−6の同点のため、ホームラン競争で勝敗をつけた。各リーグ3人ずつ、3スインズ。4−3でナ・リーグが勝利した。束の間の休息を取り、後半戦に向かう。
夢舞台で真剣勝負の1打席。大谷はスクーバルから、センター前ヒットを放った。追い込まれてから、外角のボールゾーンに右手を伸ばし、詰まりながらも外野に運んだ。
「なんとかバットに当てていいヒットだったと思います。自分としては三振かホームランくらいの気持ちでいこうと思っていた。渋いヒットにはなりましたけど、良かったかなと思います」
二回2死二塁での第2打席は、2番手左腕ロドン(ヤンキース)に対し、ファーストゴロだった。4球目はライトポールに向かうホームラン性の打球。ファウルとなったが、場内をわかせた。
「だいぶフックしていたので。最初はホームランのアレ(打球)でしたけど、切れていくのが見えたのでファウルかなと思いました」
普段は敵として戦う選手たちとクラブハウスなどで交流があった。昨季はハーパー(フィリーズ)の試合前に行う打撃ケージでの練習をみて参考にしていた。
「練習というよりはいろんな人としゃべれたのは、画面でしか見てなかった人たちと交流することによってこういう性格だろうなというのを把握できた。いい時間を過ごせたと思います」
2日間の休養日をへて、18日からはロサンゼルスでブルワーズ3連戦、ツインズ3連戦を戦う。地区優勝とワールドシリーズ連覇を目指す後半戦に向かう。
