【ドジャース2x−1フィリーズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、10月9日(日本時間10日)
ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS=5回戦制)の第4戦が行われ、延長11回の末ドジャースが勝利し、リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)進出を決めた。「1番・DH」の大谷翔平(31)は4打数ノーヒット、2三振。NLDSでは、打率.056(18打数1安打)、9三振だった。13日(同14日)から始まるNLCSでは、ブルワーズとカブスの勝者と対戦する。試合後、ドジャースタジアム内で行われたシャンパンファイトでの一問一答は以下の通り。
――今の気持ちは
「最後まで(どちらが勝つか)分からない試合でしたけど、次(リーグ優勝決定シリーズ=NLCS)に進出できることがうれしいですし、次のラウンドに向けてまた頑張りたいなと思います」
ーー両チーム好守が光り、接戦だった
「両チームとも投手陣が素晴らしかった。うちのブルペンも最後まで粘り強く相手に点を与えない素晴らしいピッチングだったと思います」
ーー今シーズン3度目(地区優勝、ワイルドカードシリーズ突破)のシャンパンファイトの感想は
「何回やっても(気分は)いいです。また次のラウンドでも勝って楽しみたい」
ーー次のリーグ優勝決定シリーズに向けての抱負を
「きょうは一生懸命やった分だけ喜んで、切り替えてあすからまた(次の試合に)集中したいと思います」
ーー佐々木朗希投手が素晴らしいピッチング
「本当に素晴らしかったですし、みていて頼もしいな、と。グラスノウもシーアン、べシアもそうですが、いいところで粘り強く投げてくれたので、最後ああいうところ(延長戦)で勝ち切れたのかなと思います」
ーーこのシリーズは大谷自身1安打でフラストレーションを感じているか
「左打者にとっては、フレディ(フリーマン)もそうですが、思い通りにいかない打席が(たくさんあった)。相手は、失投も少なかったし、本当にポストシーズンらしい素晴らしいピッチング、両者ともにそういう試合が多かったのかなと思います」
ーー9月以降、チームにまとまりがある。雰囲気はどう感じている
「投球は最小失点で粘り強くつなげてくれている。打撃も粘り強く(きょう)最後のパヘスも何かが起きるような、そういう気持ちが入った打席だったんじゃないかなと思います。必ずしもきれいに勝てる試合ばかりではないと思いますし、きょうみたいな勝ちが続けば、また、その先が見えてくるのかなと思います」
