大谷翔平、エンゼルス戦に先発も連敗止められず、首位陥落

盟友トラウトとの対戦では、2三振を奪う

August 14th, 2025

エンゼルス6−5ドジャース】アナハイム/エンゼルスタジアム、8月13日(日本時間14日)

ドジャースの大谷翔平(31)は中6日で9度目の先発。復帰後最多の80球で4回1/3を投げ、5安打4失点、無四球、7三振だった。最速は100.7マイル(162キロ)。ドジャースは逆転負けを喫し、4連敗。今季はエンゼルスに6戦全敗となった。なお、シーズンでのシリーズ全敗は2019年の4連敗以来、6連敗は初となった。ドジャースは、7月4日時点で2位のパドレスに9ゲーム差をつけていたナ・リーグ西地区の首位を陥落した。大谷の打撃成績は4打数1安打、3三振だった。

勝利投手の権利までアウト2つ。5−2とリードしている五回1死一、二塁でネトにレフト線へ2点タイムリー二塁打を浴びた。球数が80球に達し、降板。2023年まで7年間、ホーム球場だったアナハイム。ドジャースファンも多く訪れた満員の4万4893人のスタンドからは、降板する背番号17に拍手が送られた。大谷は無念の表情でベンチに座った。プロテクターを装着し、打席への準備を進めた。

「五回は追い込んでから、しっかり空振りをするゾーンに投げたかった。三振の取れる場面だったので、やっぱりバットに当てられてしまうと、ああいうフライのようなヒットが出てしまったりする。もうちょっと丁寧に行ければベストだった」

1死一塁から、ティオドシオにライト前にポトリと落ちるヒットで一、二塁とピンチを招いていた。大谷の後を受けた2番手のバンダが2四球も1点リードを守った。しかし、八回に4番手のヘンリケスがオホッピーに逆転の2点タイムリーをセンターに弾き返された。試合前時点でゲーム差なしで並んでいたパドレスは、デーゲームでジャイアンツに勝利。ドジャースは首位を明け渡し、1ゲーム差を追う。

「負けが込むとやっぱりチームの雰囲気というか、いろいろやりたいことが噛み合わなかったりすると思う。みんなでミーティングしながら工夫はしていますけど、なかなかそれが良い結果というか、勝ちという結果につながっていない」

2018年から7シーズン、ホームだったエンゼルスタジアム。大谷は古巣相手に初先発し、連敗と負の流れを二刀流で止める。ドジャースファンは、そのシナリオを期待した。一回先頭の打席では、ライトへ三塁打。3点先取し、自らを援護した。サラ・ラングス記者によれば「1900年以降の野球史で先頭打者で三塁打を放った史上初の先発投手」という記録を作った。

しかし、その後は3三振。七回まで5−4とリードを死守するも八回に逆転を許した。弱点の勝利継投でまたも、失敗した。

「接戦で良いゲームというか、惜しいゲームができている一方で勝ち切れていない部分はみんなプレッシャーというか焦りみたいなのはある。また明日、休みを挟んで大事な試合が続くので切り替えて、しっかり集中していきたいなと思います」

15日(同16日)からは、ドジャースタジアムでパドレスと首位攻防3連戦。ライバルは7月末のトレードで積極的に補強した。下位打線と中継ぎ投手を強化した結果、直近10試合で8勝2敗、5連勝と勢いに乗る。夏場の天王山。ドジャースは地区優勝へ正念場を迎える。ダルビッシュ有(38)は17日(同18日午前5時10分)の第3戦で先発予定だ。大谷はバットで勝利への貢献を目指す。