【一問一答】大谷翔平、ライブBP&18号先頭打者HR

May 26th, 2025

ドジャースの大谷翔平(30)がメッツ戦前に2023年9月19日に2度目の右肘靱帯の修復手術(トミー・ジョン手術)を受けてから初めてライブBP(打者を相手にした投球練習)に登板した。キム・ハソン、ラッシングら打者5人を想定して、22球を投じ、安打性の打球は1本。最速は97マイル(約157キロ)だった。試合では「1番・DH」で出場し、千賀滉大(32)から18号先頭打者ホームランを放り、4打数1安打1打点だった。試合後、主な一問一答は以下より。

――ライブBPに登板した

「ステップを踏めたという意味ではすごくよかったですし、内容も納得できる内容だった。バッターが立てば(出力が)上がるのは分かっていましたけど、あまり上げ過ぎないように。1回目のライブなので。あまりなるべく、96〜97(マイル=155〜157キロ)は投げないようにしましたけど最後の方は出てはいたので、いいところでもあり、もう少し抑えながらいけばいいのかなと思っています」

――楽しかったか

「ちょっと最近あまり投げていなかったので、また自分がピッチャーもやっているというのを若干思い出せた感じもあるのでよかったんじゃないかと思います」

――ライブBPの登板後の試合では打席も立った。調整などのバランスは

「基本的には週1で(ライブBPに)投げられればいいかなと思っている。遠征の兼ね合いがあったりとか、ホームの時にはバッターも実戦に近いマイナーリーグの選手が来てくれたりとかすると思うんですけど、なかなかきょうみたいに、遠征先だとそういうわけにもいかないので、そういうところも難しさはあるかなと思います」

――ノーワインドアップで打者と対戦して感想は(従来は、走者がいなくてもセットポジションからの投球だった)

「そこまで大きく変わりはしないかなと思う。あまり大きく区分けするのではなくて、やれることだけやれば、セットもワインドアップも基本的には一緒かなと思います」

――ライブBPで投げた日に千賀から先頭打者ホームランを打った

「甘い球をしっかり打てたので、そこはよかったかなとは思う。3打席目が逆に、自分の中では打てるかなというところで、あと少し、捉えられない。さっきの話でももう少しどうにかなる打席だったのかなと思います。あそこでホームランを打てていれば同点にもなっていますし、あそこの打席が自分では悔やまれるかなと思います」

――昨季ポストシーズンに自身初めて出場したがDHだけ。今季、投手でのプレーオフ出場はどれくらい楽しみ

「もちろん楽しみにしていますし、まだポストシーズン出れると確定はしていない。もちろんそこの位置にしっかりといく過程の中でスケジュール通り復帰してチームの戦力になれれば、その先が見えてくるのかなと思います」