大谷翔平、2度目の先発で1回無失点

打者では26号2ラン含む5打点で二刀流として貢献

June 23rd, 2025

ドジャース13−7ナショナルズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、6月22日(日本時間23日)

ドジャースの大谷翔平(30)は右肘手術後、2度目の先発に臨み、1イニングで18球を投げ、無安打無失点、2三振だった。最速は98.8マイル(159キロ)をマークした。打撃では、3点タイムリー三塁打と26号2ランを放ち、4打数2安打5打点だった。

少しだけ、ブレーキをかけた。大谷は落ち着いて、出力をセーブしながら右腕を振った。663日ぶりの公式戦先発だった6日前は最速100.2マイル(161.3キロ)だった。この日は、98.8マイル(159キロ)。右肘に負担の大きいとされるスイーパーを7球投じた。

「前回よりリラックスして、全体的に投げられたかなと思います。もともとそういう(1イニング)予定ではあったので、ある程度球数を今後、イニングも増やしていけたらいいんじゃないかなと思います」

1死後、ウッドの内野フライをベッツがグラブに当てて落球し、走者を背負った。しかし、次打者のガルシアを空振り三振。投手復帰後&ドジャース移籍後、初めての三振を奪った。さらにローも空振り三振とし、無失点で一回を終え、第1打席に向かった。

バッティングでは2打席連続で三振するも4−3の七回無死満塁では、ライト戦へ3点スリーベースでリードを拡大。八回には8試合ぶりの本塁打となる26号2ランで追加点をもたらした。登板試合で5打点を挙げ、投打の二刀流で勝利に貢献した。

「単純にうれしいですし、まだ1イニングですけど、徐々に(インング数を)増やしていければいいなと思います。5回以上投げられるようになって初めてスターター(先発投手)じゃないかなと思うので、そこまでまずは(投手としての強化が)後退しないように少しでも前進していければいいんじゃないかなと思います」

打線はマンシーが3点を追う六回に10号満塁ホームランで逆転。さらに七回には11号3ランで7打点を挙げる勝利の立役者となった。

大谷は前カードのパドレス4連戦で2死球を受けた。背中の右側、右太ももには大きな青あざがある。それでも、先発を回避することなく投げて、打って活躍した。

「デッドボールの影響は特にないです。我慢できる痛みの範囲内ですし、はい。打撲とかはケアをしっかりしていけば、数日で(症状は)よくはなるんじゃないかなと思っています」

4カード連続で勝ち越し、13日からのホーム10連戦を7勝3敗と勝ち越した。大谷は二刀流として完全復活する手応えを日々、強めている。

「思っていたよりも早めに復帰はできている。徐々にイニングも増やしていければ、もと(手術前)の状態以上に戻れるんじゃないか。そういう自信は出てきている」

先発投手として投げる、打線の主軸として打つ唯一無二の存在。2度の右肘手術を乗り越え、大谷翔平にしか歩むことのできない道を進んでいる。