カブスの今永昇太(32)は11日(日本時間12日)、メジャー3年目のキャンプインを迎えた。オフにはフリーエージェント選手への1年契約、クオリファイング・オファーを受諾(年俸2200万5000ドル=約33億6000万円)。ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)には参加せず、所属チームに集中する思いなどを明かした。この日は、ホーム用のユニホームで新設された屋内ラボでブルペン入りし、報道陣へ非公開で約20球。各種データの計測を行った。練習後に行われた主な一問一答は以下の通り。
――3年目キャンプインを迎えた
「ここ(アリゾナ)には2、3日前に入っていたので、今日はキャンプイン初日っていう感覚よりかは、もう練習を始めていたので、その流れの中でスムーズに始まった。特に(キャンプインという)意識はなかったですね」
――ブルペンの投球練習、課題などは
「毎年初めのブルペンはラボで(データを)測るみたいなシステムになっている。例年通りだいたいこの時期っていうのは、球も走っていますし、自主トレからやっていることの継続なのでいつも通りです」
――1年契約で臨む今シーズン
「周りの意見も聞きながら、最善の選択をしたと思いますし、今年1年、まずカブスのために力を尽くすことは決定しているので、それを全うしたいなと思います」
――WBCには出場しない、どんな経緯や判断があったのか
「僕が関われる部分と関われない部分と、いろんなことがありましたし、ただ一つ言えることは、そこ(侍ジャパンのメンバー)に名前がなくて、しっかりとここで調整するというか、シーズンのために調整するということは変わらないので、自分のやるべきことを淡々とやりたいなと思いますね」
――去年シーズン終盤、苦んだ
「まずは体が健康であるのが大事なので、そこをしっかり保って、なおかつ強化。オフシーズンは動作解析とかしたりして、やっぱり右足の力、左足の力がどうだったのかしっかりと解析してもらって、じゃあ、どうすればいいパフォーマンスを出せるのかを解析してもらった。そのトレーニングを継続しつつ、もちろん技術の方でもたくさんやらなければいけないことがあるので、常に相手を上回れるようにやる必要があると思います」
――何か変えることは
「(相手に)高めの真っすぐの印象を持ってもらっていますけども、でも自分も低めに制球してる時もありますし、低めに行った時に見逃しを奪ったりとか、ゴロになってるシーンもあるので、やはりストライクゾーンを目いっぱい使っていかないと、こちらのバッターは、特にストライクゾーンを見逃してくれないので、次何を投げるのか、そしてどこに投げるのかっていうのをなるべく(狙い球を)絞らせないような、そういうピッチングが必要になったかと思います」
――WBCに出ないことでシーズンへの調整方法で変化は
「ベース自体はそこまで変わらないと思うんですけども、ブルペンに多く入れたりとか、実戦をやる機会が多くなるので、試したいことは増えたなと思います」
――WBCに不参加はさびしいか
「さびしいというか、そのときにならないと分からない。チームから(鈴木)誠也が出るので、ホームランを打ってきてほしいし、守備でも華麗なプレーをしてきてほしい」
――フォームの修正ポイントは
「まずはしっかりと地面から力をもらえているかっていうのが一番大事なので、僕の中では下半身の使い方にまだ伸び代を感じているので、自分のスピード、パワーをちゃんと体に跳ね返してもらう。それが大事なので、その(地面反力の)つかみ方っていうのをどんなマウンドでもやれるようにしたいなと思います」
――その手応えは
「そうですね、だいぶ地面を捕まえる感覚というか、上半身で投げないでしっかり下半身から連動していくという意味合いがやっと分かってきたので、それは継続して、また実戦の中でも力みが出ても、できるようにやりたいですね」
――きょうの球数は
「20球くらいですかね」
――昨季終わった時にまた3年目、新しい自分にならなきゃいけないと話していた
「1年1年勝負をしなければいけないことが変わらないですし、今年だから前のめりでやるっていう、そういうわけにもいかないと思うんです。やらなければいけないことをしっかりと整理して臨んでいければ」
