【カブス11−2フィリーズ】フィラデルフィア/シチズンズバンクパーク、4月15日(日本時間16日)
今永昇太(32)は今季4度目の先発に臨み、6回で97球を投げ、3安打1失点、1四球、メジャー移籍後最多タイの11三振の好投で今季初勝利(1敗)を挙げた。最速は93.0マイル(149.7キロ)だった。今永の2ケタ三振は通算4度目。ルーキーイヤーの2024年9月16日、アスレチックス戦(シカゴ)以来、30登板ぶり。カブスは9勝9敗で勝率5割に復帰した。試合後、日米メディアに対する一問一答は以下の通り。なお、4月15日は有色人種初のメジャーリーガーとしてデビューしたジャッキー・ロビンソンをたたえる「ジャッキー・ロビンソン・デー」のため、全選手と監督、コーチが背番号42を着用した。
――空振りを多く奪っていた
「先頭にホームラン打たれてしまったんですけど自分の今日のメカニズムに関しては、いいものがあるという自信があるので特に慌てることなく自分を信じて投げました」
――現在の自信のレベルは
「打たれたときは打たれた原因をしっかりとマウンド上で分析できていますし、抑えたらなぜ抑えたかっていうの分かっています。(打者)2巡目3巡目も頭に入れた中で分析できている」
――打線が大量得点で援護
「自分も例えば1点2点抑えられたりとか、大量失点をしなければ、こうやって打線が点取ってくれる。どんな状況でも点を少なく、その回を抑えられるように頑張れば、と思っています」
――投手コーチは2024年よりも現在のボールの質がさらに良くなっていると
「自分自身は毎年レベルアップしているように自信を持っている。2024年よりも2025年の方が良かった時もありますし、今は過去に戻るんじゃなくて、また新しい自分を作り上げる、過去の良かった時とかあんまり関係ない。今の新しい自分を作り上げることにフォーカスしています」
――スプリットがフィリーズ打線に対して有効だったか
「フィリーズ打線は本当にどこからでも点取れるので、自分がベストピッチを心がけなければ簡単にゲームを壊してしまう。とにかく自分のいい球を投げることにフォーカスして投げた結果。あまり(スプリットの多投が)効果的だなと思ったわけじゃなくて、自分のいいパフォーマンスをずっとやろうって決めていました」
――今日の投球を振り返って。11三振はキャリア最多タイ
「三振は投げ終わって気づいた。11個取れたのはそんなに(多く)取れてよかったなって。先頭ホームラン打たれましたけど、自分の頭にはこういう風に使ってこういう風に投げればもっといい球がいくっていうひらめきがあった。その後しっかり3人で抑えたってことが(実際には4人)、結果的にターニングポイントかなと思います」
――三振がスプリット、スライダー、ストレートで、色々なボールで三振を奪った
「今は自分がどう投げたら相手にどう映るか、ピッチングのメカニズムを含めて、うまくイメージできている。こっちからの一方通行ではない抑え方ができているかなと思う。相手バッターをいかに92マイル(約148キロ)で抑えるか、が大事。それが今のところ、うまくはまってますね」
――続けて好投している
「信頼を崩すのは本当に簡単なので、こうやっていい試合で土俵際で踏ん張る試合を続けておかないと、大事なイニング、大事な試合、大事なバッターってのはなかなか任せてもらえなくなってくる。とにかく地に足つけて、次またいいピッチングしてやるぞっていうよりかは、また明日から丁寧な1日を過ごしていくってことが大事かなと思います」
――大量リードもらっても集中力を高く保った
「そこに関してはすごくいいマインドを持ったまま(投げ続けた)。前までは、例えば五回で勝利投手の権利が(かかる)とか、そういうことも頭にちらついたりしたんですけど、そうじゃなくて目の前のバッターを抑えるためには1球目からどうしようかなっていう配球を考える、そういうボールが多くなってくるんで(ダッグアウトで)ちょっと体をこの辺動かしておこうとかそういうのがつながってくるんで、いい傾向だなと思います」
――今季初勝利ついて
「本当に何も思ってないっていうとちょっと強がりになってしまうかもしれないですけど、でもなんか白星を気にしてないっていうのは、白星を重ねている選手がいえば説得力があるし、本当にそうなんだなってなるじゃないですか。しっかり(自身に)白星もつけつつ、本当にチームが勝てばいいので、投げている試合は今(チームとして)1勝3敗なので、早く3勝3敗に戻したいと思います」
