今永昇太、五回3失点の粘投&チームは逆転勝利

ニコ・ホーナーが3打点で逆転劇を演出

September 14th, 2025

カブス4-3レイズ】シカゴ/リグレーフィールド、9月14日(日本時間15日)

今永昇太がレイズとのシリーズ最終戦に先発し、5回91球を投げ、7安打、3失点(自責点3)で防御率は3.29になった。8月以降の全7先発で六回を投げるQSを続けていたが、この日は早いイニングで球数が増えたため、五回で降板した。

初回に二者連続本塁打、三回に連打で1失点を3失点を許したものの、2試合連続で無四球、また5イニングで今季最多タイの9三振を奪った。

打線は初回にニコ・ホーナーのタイムリーで1点を返すと、六回にはイアン・ハップのソロで1点差に。続く七回に2安打でチャンスを広げると、ホーナーが2点二塁打を放って逆転に成功した。

ホーナーは9月に入ってから12試合で打率.396(48打数19安打)と絶好調で、直近18試合で2本塁打、9二塁打、1三塁打、10打点、14得点を記録している。これによりシーズン全体の打率も.299まで上がっており、ナ・リーグの首位打者であるトレイ・ターナー(.305)に迫っている。

今永は初回に、1番のヤンディ・ディアス(24号)、2番のジュニア・カミネロ(44号)にスプリットを左中間席に運ばれ、2者連続HRを許したが、その後は3三振と立ち直り、二回にも2三振を奪う好投。

三回には、安打と二塁打で2死二、三塁の場面で、ジョシュ・ロウにスクイズを決められ1-3にリードを広げられた。マウンドと一塁の間に転がったボールを今永は懸命に追いかけたが、一塁に間に合わず。

四回も連打と四球でピンチを招いたがダブルプレーで切り抜けると、五回は3者凡退。六回以降はブルペン陣が見事な完封リレーを見せ、逆転勝利へとつなげた。