スクーバルがウィーラーとのエース対決を制す

両者7回10三振の力投

August 2nd, 2025

フィリーズ5-7タイガース】フィラデルフィア/シチズンズバンクパーク、8月2日(日本時間3日)

メジャー屈指の投手戦に投げ勝ったのは、タイガースのエースだった。

左腕タリク・スクーバルが7回3失点無四球10三振で、フィリーズの右腕ザック・ウィーラー(9勝5敗)との投げ合いを制した。一、二回のアウトを全て三振で奪うロケットスタート。99マイル近い速球と、80マイル台のチェンジアップを駆使し、3失点を喫する七回までは2安打に封じ、フィリーズ打線を翻弄し続けた。

「今日はしっかりと投げきったと思う。何よりチームが勝つことができた。それが一番大事だ」と先日2人目の息子が生まれたエースは振り返った。

エースの力投を打線も援護。二回にコルト・キースとケリー・カーペンターのソロで幸先よく2点を先制した。一、二回は無得点だったものの、37球を投げさせ序盤からプレッシャーをかけた。

「先手をとることは常に重要で、特にウィーラーみたいな投手を相手にするならなおさらだ。そう何度もチャンスをくれるわけじゃないけど、今日はうまく球数を投げさせることができた」とタイガースのA.Jヒンチ監督は振り返る。

実際、七回突入時点でのウィーラーの球数は95。その後わずか3球のうちにディロン・ディングラーが出塁すると、ハビエル・バエズが11号2ラン。ウィーラーを降板へ追いやった。

バエスは本塁打に加え三塁打もマークし、4打点。コルト・キースも本塁打を含む3安打、ウェンセル・ペレスは3本のシングルヒットを放った。さらにグレイバー・トーレスもウィーラー降板後の七回に本塁打を記録した。

多くのファンが期待していたほどの投手戦にはならなかったかもしれないが、両者ともに10三振を奪う力投。ヒンチ監督もこの対戦を楽しんでいた一人だ。

「こういう投げ合いは大好きだ。実力のあるチーム同士が、エースを送り込んで戦う。クオリティの高い選手たちが戦う試合は最高だ」

スクーバルは22試合に登板し、これで11勝3敗。防御率2.18、181三振はいずれもア・リーグトップとなっている。