「ゲームチェンジャー」タティスJr.、先頭打者弾&満塁弾キャッチの大活躍

August 19th, 2026

野球では、試合の流れを変える一打やプレーをする選手を「ゲームチェンジャー」と表現する。

パドレスのフェルナンド・タティスJr.が、まさにそんな働きを見せた。

メッツとのシリーズ第2戦。タティスJr.は攻撃で先制ソロ本塁打を放つと、守備ではフランシスコ・リンドーアの満塁本塁打をフェンス際で強奪。さらに五回にはダメ押しの2ランも放ち、攻守で試合の流れを大きく左右した。

まず初回、先頭打者として打席に立ったタティスJr.は、メッツ先発ザック・ソーントンの91.1マイル(約147キロ)の速球を右翼スタンドへ運んだ。自身18本目となる先頭打者本塁打。パドレスにいきなり先制点をもたらした。

そして圧巻だったのが、二回の守備だ。パドレス先発左腕ロビー・レイが走者をため、2死満塁。ここでメッツの主砲リンドーアが放った打球が、右翼線方向へ高々と舞い上がった。

ファウルか、本塁打か。

タティスJr.は打球を追って右翼フェンス際まで一直線。右翼角の330フィート(約101メートル)の表示付近まで走ると、フェンスを越えそうな打球に合わせてジャンプした。帽子を飛ばしながらグラブをフェンスの向こう側へ伸ばし、見事にキャッチ。満塁本塁打を阻止するスーパーキャッチに、球場も騒然となった。

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捕球したタティスJr.は一瞬立ち止まり、何が起きたのかを確かめるような表情を見せた。ボールをグラブから右手に移して捕球をアピールすると、マウンドのレイもグラブを頭にかぶせ、両手を上げてそのプレーを称えた。4点を失いかけた場面で、タティスJr.のプレーが試合の流れを変えた。

右翼手として2度のプラチナ・グラブ賞を獲得しているタティスJr.は、これまでも数々の本塁打キャッチを披露してきたが、そのキャリアを代表するキャッチだった。

先制ソロの後、両チームにゼロが並く試合展開で、五回に無死一塁から91.1マイル(約147キロ)の球を右中間へ叩き込んだ。この日2本目となる本塁打。1試合2本塁打は今季2度目、自身14度目となった。

先制ソロから、相手の4点を奪い取る超美技。さらにダメ押しの2ランと、タティスJr.が、バットとグラブでパドレスを牽引した。