フランバー・バルデスが3年総額1億1500万ドル(172億5000万円)でタイガースと契約合意に達したとの報道がされた。スプリングトレーニングが近づく中、フリーエージェント(FA)市場からまた一人、質の高い先発投手が姿を消した。そんな中で、残っている先発投手の中で最良の選択肢は誰になるのだろうか。
ザック・ギャレン
30歳の右腕は、通算成績(176先発で防御率3.58)と耐久力(2022年以降の投球回数はMLB全体で3位)の両面を考慮すると、現時点で市場に残る先発投手でトップの存在だ。昨季は防御率4.83と、キャリアワーストを大きく下回り、成績が下降傾向にあるのは事実だが、それでも直近までエース級の投球をしており、かつ大量のイニングを投げられる存在は貴重だ。複数球団が噂に上がっており、ダイヤモンドバックス残留の可能性も依然として残っている。
クリス・バシット
30代後半に入っても安定した成績を残しており、今月37歳を迎えるが、4年連続で170イニング以上を投げ、いずれの年も防御率は3.42〜4.16の範囲に収まっている。年齢を考えると、ポストシーズンで確実にローテーションの一角を任せられる存在とは言えないかもしれないが、昨年見せたように、リリーフとしては大舞台でも十分に信頼できる投手だ。
ルーカス・ジオリト
トミー・ジョン手術の影響で2024年シーズンを全休したジオリトは、昨季26先発で防御率3.41と復活を印象づけた。防御率に関連する他の指標を見ると、もう少し成績が下がっても不思議ではない内容で好不調の波はあったものの、イニングを稼げる投手として魅力的な存在だ。実際、これまでに140イニング以上を6度投げている。
ザック・リテル
2023年途中にレイズで先発へ転向して以降、質の高い先発投手へと成長した。直近2シーズンはいずれも150イニング以上を投げ、防御率4.00未満を記録している。ローテーション後半を任せられ、安定してイニングを消化できる投手を求める球団にとっては、堅実な選択肢と言える。
ジャスティン・バーランダー/マックス・シャーザー
将来の殿堂入りが確約されている両投手は、同じような状況にあると見ていいだろう。41歳のシャーザーと、今月43歳を迎えるバーランダーはいずれも、現時点で再建中の球団と契約する可能性は低いと見られており、最適な機会が訪れるまで待つ構えになるかもしれない。