菅野智之、八回途中1失点で4勝目

May 10th, 2025

オリオールズの菅野智之(35)はエンゼルス戦で8度目の先発に臨み、メジャー移籍後最長となる7回1/3を投げ、3安打1失点の好投で4勝目(2敗)を挙げた。無四球、5三振で93球。チームの連敗を5でストップした。

苦しむチームを救った。ア・リーグ東地区の優勝候補だったが、最下位に低迷。そしてここまで5連敗。菅野が負の流れを断ち切るようにアウトを積み重ね、好投で勝利に導いた。八回。1アウトを取るとマウンドで捕手のラッチマンと笑顔でタッチを交わすとブルペン陣のマウンドを託した。

「価値ある1勝だったと思います。またきょう気持ちを新たにチームが動き出したと思います」

打線は一回、ヘンダーソンが4号ソロを放ち、先制。二回にも2点を援護した。巨人でエースを張ってきた右腕は、チームの苦境で奮い立った。2登板連続で中4日。チームの連敗。外野手のオニール、内野手のウリアス、捕手のサンチェス、投手のエフリンら主力に負傷者が相次いでいる。

「やっぱりこういうチームがつらいとき、なかなか流れに乗れないときにこういう仕事ができるのは、うれしいですし、そこを目標にやってきた」

メジャー1年目だが、35歳の年齢はベテラン。多くの投手が苦しんできたメジャー公式球にも適応し、中4日も4度こなしている。チームを支える責任感は、長年メジャーで活躍してきた選手のよう。登板が重なるリリーフ陣のためにも八回途中まで投げた貢献は大きい。

「これ(勝利)をみんな待ち望んでいると思いますし、こういう喜びを1試合でも多く続けることができれば、必ず状況はいい方向に向かうと思う。まずは、いい流れになってよかった」

負傷者が戻るまでチームは耐えるとき。14勝23敗のチームで日本のベテラン右腕は4勝をもたらし、チームを支えている。