オリオールズの菅野智之(35)が中6日で12度目の先発に臨み、7回5安打1失点の好投で5勝目(3敗)を挙げた。チームは13安打するなど打線が活気付き、今季初の4連勝を飾った。
高低、左右。巧みなコントロールでマリナーズ打線を封じた。90球で7イニングをマネジメントし、チームを勝利に導いた。菅野が4試合ぶりの白星となる5勝目を挙げた。
「きょうはすごくピッチングフォームのメカニックとか、しっかり、がっちりはまったと思います」
二回2死でテレスに9号ソロを浴びたが、失点はこの1点のみ。丁寧に配球し、2つのダブルプレーを奪うなど9個のゴロアウトでゲームメークした。12登板で6度目のクオリティー・スタート(6イニング以上を投げ、自責点3以下)を達成した。7イニング以上を投げたのは、3度目。マンソリーノ監督代行は「安定感ある投球が勝利に大きかった。何事にも動じないマウンドさばき。どんな場面でも落ち着いている」と評価した。打線には左手親指を骨折していた外野手のカウザーが、復帰。さっそく2号ソロで貢献した。
シアトルは、イチロー(現会長付特別インストラクター)が現役時代に活躍した地。マリナーズの多くの試合は、日本にテレビ中継されていた。菅野は「やっぱりここで投げるのを楽しみにしていました。本当に日本の伝説の選手なので、その球場でいいピッチングができて本当にうれしいです」と笑顔をみせた。5試合連続で四球は1個以下と制球力が安定。それが長いイニングを投げ、チームに安心感を与えている。
「雰囲気もいいですし、きょうカウザーも入ってきて、きょう勝てたのはチームとしても大きいと思います」
苦戦するチームは徐々に上向く気配を感じさせる4連勝。菅野が投手陣の中心としてチームを支えている。次回先発は中4日で6月8日(日本時間9日午前5時5分開始)、敵地でのアスレチックス戦が見込まれている。
