菅野智之、七回途中4失点で3敗目

May 16th, 2025

オリオールズの菅野智之(35)はツインズ戦に先発し、6回1/3でメジャー移籍後最多となる103球を投げ、6安打4失点で3敗目(4勝)を喫した。チームは3連敗。またツインズは11連勝となった。オリオールズは15勝27敗でア・リーグ東地区の最下位に低迷している。

連勝を重ねるツインズの勢いが上回った。菅野は味方の守備にも助けられ、二回までパーフェクトに抑える最高の立ち上がり。しかし、三回に2本塁打で3点の先行を許した。

「なんとか先制されないように気をつけていましたけど、あの回はもったいなかったな、と思います」

前日はダブルヘッダー。菅野には、長いイニングを投げ、さらに連敗ストップへの期待がかかった。しかし、オリオールズ打線は6安打するも無得点。得点圏では6打数無安打に終わった。打線の援護がない中、七回途中までマウンドに立ち続けた。

「きのうのダブルヘッダーで中継ぎ投手もたくさん投げていたので、なんとかチームの助けになれば、とあの回は投げ切りたかった」

4失点は9登板目で最多失点だった。それでもこの試合前時点で46回1/3、26三振はルーキーの成績で1位、防御率2.72は3位、WHIP1.01は2位の好成績。35歳のオールドルーキーは新人王候補だ。ただ、チームは3連敗で12の負け越しは今季ワーストになった。試合後のクラブハウス。菅野は、常勝が義務付けられる巨人のエースを張ってきたことを踏まえ、どうやって状況を打開するべきか、という質問が米メディアから飛んだ。

「毎日そのこと(改善策)を考えていますけど、みんな勝ちたい気持ちは持っていると思うし、こんなチームではないと僕を含めてみんな思っている。いつか状態、状況が好転するんだと考えるのではなくて、きょうやるんだ、という気持ちをみんなが持つことが大事だと思います」

一戦必勝へ全力を尽くす。目の前の1勝を積み重ねるしか、事態は上向かない。敗戦の多いクラブハウスの雰囲気は「やっぱり気持ちいいものではないです」と表現した。

「ただ、何度もいいますけどみんなが勝ちたいと思っている。これ(負けが続くこと)に慣れてしまうのはよくない。いつかじゃなくて、きょう、流れを変えるんだ、という気持ちを毎回持つことが大事だと思います」

他力や他責にするのではなく、選手個々が全力プレーで勝利を目指す。シンプルだが、それが唯一無二の方法だ。

「できると信じていますし、やらなきゃいけない。もう一回冷静になって、一人ひとりが役割を再確認してまたあした球場に来て、僕も次の登板に向けて調整したい」

チームの巻き返しとプレーオフ進出を信じ、菅野はマウンドに立ち続ける。