頼れる右腕が戻ってきた。そしてチームを勇気づける1勝を挙げた。ゴンソリンが右肘のトミー・ジョン(靱帯再建)手術から復帰し、2023年8月18日のマーリンズ戦以来となるメジャー先発を果たした。
「無事にマウンドに戻ってきて良かった。自分の仕事をして、楽しむことだけを考えていた。きょうは本当に楽しめた。それが最も大事な目標だった」
2022年に16勝1敗、防御率2.14と活躍。オールスター戦にも初出場した。しかし、翌年に右肘に異変が起きた。昨季は、リハビリのため全休。勝ち星は2023年8月12日のロッキーズ戦以来、実に627日ぶりとなった。
今季は開幕から復活を期すシーズンだったが、春季キャンプ中のトレーニングで背中を痛めた。開幕を負傷者リスト(IL)で迎え、ようやく先発機会が巡った。グラスノーが4月28日に右肩の炎症、スネルが4月6日から左肩の炎症でそれぞれIL入りしている。開幕ローテーション投手が2人離脱する窮地を救った。
ゴンソリンは2016年にドラフト9巡目でドジャース入団。生え抜き右腕の復活に応えるように打線は17安打の猛攻で12得点。4−3の僅差だった六回に4得点を挙げるなど、終盤にたたみかけ、勝利した。
「トニー(ゴンソリン)は今、一人の人間として、そして野球選手として自信を持っている。どんな状況も過度なプレッシャーにはならない。きょうだって、すごく久しぶりのメジャーマウンドのはずなのに、そんな感じにはみえなかった。冷静にいい投球をしていた」とロバーツ監督は右腕をたたえた。
大谷は三回に9個目の二盗を成功。八回先頭ではセンターのフェンスを直撃する今季3本目となる三塁打を放ち、5試合連続ヒットをマーク。ドジャースはマーリンズ3連戦をスイープして、5連勝し、2カード連続の勝ち越しを決めた。21勝10敗でナ・リーグ西地区の首位をキープしている。
5月1日(日本時間2日)は試合がなく、2日(同3日)からはアトランタ、マイアミ、フェニックスと遠征での10連戦。2日(同3日午前8時15分開始)のブレーブス戦では山本由伸(26)が先発する。
