グラスナウ、メジャー史上最速で1000奪三振も 腰の違和感で途中降板

May 6th, 2026

ドジャース 2−12 アストロズ】ヒューストン/ダイキンパーク 5月6日(日本時間7日)

ドジャース先発のタイラー・グラスナウは、アストロズとのシリーズ最終戦の初回にヨルダン・アルバレスから三振を奪い、節目の1000奪三振に到達した。793イニングでの達成は、メジャー史上最速記録となった。

しかし、その快挙の余韻に浸る間もなく、わずか2人の打者と対戦したところでアクシデントが発生。二回のマウンドに上がる前のウォームアップ中に異変を感じ、トレーナーとともにベンチへ。球団は「腰の下部の痛み」と説明し、そのまま降板し、ジャック・ドライヤーがマウンドを引き継いだ。

記録達成に影を落としたものの、通算1000奪三振はメジャーでも600人未満しか到達していない大台。さらにグラスナウは、先発登板が半数以上の投手としてはフレディ・ペラルタの記録(804回2/3)を上回る、最少イニングでの到達となった。

右腕はロビー・レイ、ダルビッシュ有、そしてチームメートのブレイク・スネルらと並び、屈指の奪三振能力を誇る投手の仲間入りを果たした。

グラスナウは初回、先頭打者ブライス・マシューズにソロ本塁打を浴びたものの、その後に立て直し、球界屈指の左打者ヨルダン・アルバレスを82.3マイルのカーブで空振り三振に仕留め、節目の1000奪三振を達成。記録にその名を刻んだ。

右腕は、この試合前の時点でナ・リーグ規定投球回到達投手の中で防御率2.45で8位、さらにWHIP0.70はメジャートップと、圧倒的な数字を残している。

1000奪三振までの道のりは、度重なる負傷を乗り越えてきた“粘り強さ”にも支えられてきた。2024年と2025年は肘や肩の負傷に悩まされたが、そこから復活。ドジャースと5年総額1億3650万ドル(約205億円)で契約延長し、ローテーションの柱としての役割を果たしている。