「自分たちらしさ」発揮する打線爆発、ブルージェイズに大勝

4:59 AM UTC

ホワイトソックス12-4ブルージェイズ】トロント/ロジャースセンター、7月17日(日本時間18日)

前半戦にア・リーグでプレーオフ争いの主役として浮上したホワイトソックスは、オールスターブレイク明け初戦でも、それまでの勢いを継続した。

二回にブルージェイズの先発スペンサー・マイルズを攻略して一挙5得点。満員のロジャースセンターを序盤から静まり返らせ、大勝した。

「2番・一塁」で先発した村上宗隆は1安打1四球を記録。一方で、「3番・三塁」で先発したブルージェイズの岡本和真に安打は生まれなかった。

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「長打を放ち、得点を挙げることは、自分たちらしさの大きな特徴だ。試合開始からそれができたことには大きな意味がある。選手たちは良い休養を取り、体を休めることができた。そして、しっかり準備を整えて戻ってこられた。素晴らしかった」とホワイトソックスのウィル・ベナブル監督は序盤からの猛攻について語った。

二回、コルソン・モンゴメリーとアンドリュー・ベニンテンディが連打で出塁して好機をつくると、カイル・ティールが左翼線へ巧みに運ぶ二塁打を放ち、モンゴメリーが先制のホームを踏んだ。続いて、ブレイデン・モンゴメリーの野選でベニンテンディが生還。さらにモンゴメリー自身も、チェイス・メイドロスの安打で本塁に戻った。

そして、サム・アントナッチが今季6号本塁打で攻撃を締めくくった。打球角度43度で高々と舞い上がった一発は、Statcast(スタットキャスト)の推定で飛距離365フィート(約111.3メートル)を記録。右翼スタンドへ飛び込み、リードを5点に広げた。

23歳のルーキーは、オールスターブレイク前最後のアスレチックス戦でも本塁打を放っており、この2ランによってキャリア初の2試合連続本塁打を記録した。

ホワイトソックスの1番打者は、休養期間中に打撃練習の投手を務め、準備を手伝ってくれた父ビルにも感謝した。

「すぐにリズムに乗れるのは、いつだって良いことだ。3日か4日間だけだったが、かなり長い間試合から離れていたように感じた。良い方向への一歩だ」とアントナッチは続けた。

投手陣が4イニング連続で1点ずつを失ったものの、ホワイトソックス打線は試合後半にも2度のビッグイニングをつくり、余裕のあるリードを保った。

まずは五回、ホワイトソックスは打者8人を送り込む攻撃を見せ、コルソン・モンゴメリーが左中間を破る走者一掃の二塁打で締めくくった。同じ姓を持つコルソンに負けじと、ブレイデン・モンゴメリーも七回、右翼フェンスまで達する走者一掃の三塁打を放った。ホワイトソックスにとって、この日2本目の走者一掃打となった。

ブレイデン・モンゴメリーは、ビッグイニング中のダグアウトの雰囲気について「最高だ。炎がさらに燃え上がるような感じで、それがこの雰囲気を最もよく表していると思う」と表現した。

「もちろん、僕たちの中にはもともと炎がある。そこへ少し酸素が加わると、さらに興奮して勢いに乗り、攻め続けることができる」

得点数466(ア・リーグ2位)長打率.414(同2位タイ)のホワイトソックスにとって、この日に見せた長打力と勝負強い打撃の組み合わせは、今季を通じて続けてきた戦いそのものだった。

4回2失点、5奪三振と粘ったシカゴの先発アンソニー・ケイは、「これが彼らのやっていることだ。打ち続け、決して攻撃の手を緩めない。見ていて本当に楽しい」と話した。

ケイの後を受け、ホワイトソックスはルーキー左腕のタイラー・シュワイツァーを含む3人の救援投手を起用して勝利を締めくくった。25歳のシュワイツァーは3回無失点、3三振と好投し、キャリア初勝利を挙げた。

この勝利でホワイトソックスは51勝45敗とし、今季最多に並ぶ貯金6に到達。連勝も4に伸ばした。そんな中でもベナブル監督の考えは変わっていない。

ベナブル監督は試合前、「われわれをここまで導いてくれたものを忘れないようにしたい。それだけだ」と語った。

そのメッセージはクラブハウスにも浸透している。

「僕たちはほかの人の声を気にせず、毎日試合に出て勝とうとしている。自分たちに何ができるか、どれだけの力があるかは分かっている。あとは、誰よりも強く勝利を求められるかどうかだ。それが、僕たちと多くのほかのチームとの違いだと思う。僕たちはハングリーで、ただ勝ちたいと思っている。どんな形であっても、誰が活躍しても構わない」とアントナッチは語った。