【レッズ3-2パドレス】シンシナティ/グレートアメリカンボールパーク、6月29日(日本時間6月30日)
パドレスとのシリーズ最終戦、レッズはウィル・ベンソンのサヨナラ打で、劇的な逆転勝利を果たし、2勝1敗で勝ち越しに成功した。
これで直近8試合で6勝、6月6日以降は14勝7敗という好調ぶり。この期間は対戦相手が厳しく、苦戦が予想されていたものの、蓋を開けてみれば、ダイヤモンドバックス、ガーディアンズ、タイガース、ツインズ、ヤンキース、そして今回のパドレスの6チームに勝ち越している。
決勝打を含む4打数3安打を記録したベンソンは、そんなチームの戦いぶりに自信をのぞかせた。
「これは僕たちがどういうチームかを示す証だ。相手が誰であっても、僕たちは準備して試合に臨む。勝つ準備、全力を出す準備、攻められても耐える準備ができている。今回も強敵だったけど、そこから勝利を挙げられたのは大きい」
1点を追う九回、先頭のデラクルーズが、10球粘った末に三塁への打球を放ち、ウェイドが捕球できずに出塁(記録は内野安打)。1アウト後、ラックスが四球を選ぶと、6番スティアのセンターへの適時打で同点に追いついた。
さらにトレビーニョがライト前ヒットでつなぎ満塁とし、打席にはベンソン。ライトへの適時打で、パドレスのクローザー、スアレスを攻略しサヨナラ劇を完結させた。
「最初のチェンジアップを見逃したのは少しもったいなかった。あの打席で一番いい球だったかもしれないからね。でもすぐ切り替えて、積極性を保つことができた。相手の良い速球には手を出さないで、最後のチェンジアップを打ちにいったんだ」とベンソンは打席を振り返った。
6月5日時点ではレッズは30勝33敗で、ナ・リーグ中地区の首位から最大の9.5ゲーム差をつけられていた。ハイレベルなナ・リーグ中地区ではいまだ4位となっているが、ワイルドカード出場権までは2.5ゲーム差まで浮上している。
「今は、春季キャンプのときに思い描いてた、僕たちらしい野球ができていると思う。塁上ではアグレッシブに仕掛けて、誰よりもハードにプレーして、点を取って、投手陣も仕事をする。今月はそのすべてがうまくかみ合ってると思う」とサヨナラのホームを踏んだラックスは語る。
「シーズン序盤は、20点取った次の日に点が取れなかったり、投手陣が完璧でも打てなかったりしてた。でも今は、チームが一つになってきてる感じがするよ」
7月もこの調子を続ければポストシーズン進出が現実味を帯びてくる。明日からは敵地ボストンでレッドソックスとの3連戦を迎える。
